「特別な何かを持っている」…ペップ、CL最年少記録達成の17歳DFリコ・ルイスを絶賛

　マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、同クラブ所属のイングランド人DFリコ・ルイスに賛辞を送った。2日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・グループG第6節が現地時間2日に行われ、マンチェスター・Cはホームでセビージャと対戦した。31分にセットプレーからセビージャに先制を許したマンチェスター・Cだったが、52分にリコ・ルイスが同点弾をマークすると、73分にフリアン・アルバレスのゴールで逆転に成功。83分にはリヤド・マフレズにもゴールが生まれ、3−1で逆転勝利を収めた。

「17歳346日」にしてCL初先発とCL初ゴールを同時に達成したリコ・ルイス。データサイト『Opta』によると、この記録は、CL初先発試合でゴールを記録した選手の年齢としては史上最年少だという。これまでの最年少記録はフランス代表FWカリム・ベンゼマ（レアル・マドリード／スペイン）がリヨン在籍時に記録した「17歳352日」となっていたが、リコ・ルイスがこれを更新することとなった。

　CL初先発となった試合で大きなインパクトを残したリコ・ルイスについて、グアルディオラ監督は「彼はとても賢く、頭が良い。今日の試合でも最後までスタンデイング・オベーションを受けていたし、本当に良いプレーをしていたよ。彼は試合中に起こった出来事について理解できている。これ以上の練習はいらないだろうね」とプレーを高く評価。続けて、同選手への称賛の言葉を次のように続けた。

「アメリカでのプレシーズン中、バイエルンとの試合に数分間出場したその時から、我々は彼のことを注視していた。この選手は特別な何かを持っている。トレーニングセッションの時は常にそう思っていたよ。彼のディフェンスは非常にアグレッシブだ。まだ改善点はあるが、インサイドでボールを受けるのも非常に上手い。アウトサイドでも、一対一から良いクロスを上げたり、良いフィニッシュをしていたね。彼が良い選手だと2分で気付いたよ。時間は必要なかった」

　17歳にして強烈なインパクトを残したリコ・ルイス。今後の活躍にも注目だ。