悲願の初タイトルへ! アビスパ福岡の主将・奈良竜樹は“一体感”を強調「全員でぶつかっていきたい」

2023年11月3日(金)16時53分 サッカーキング

ルヴァンカップ決勝の前日会見に出席したアビスパ福岡の奈良竜樹主将(左)と浦和レッズの酒井宏樹主将(右)

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 『2023JリーグYBCルヴァンカップ』の決勝を翌日に控えた3日、アビスパ福岡が決勝の地である国立競技場で公式練習を実施した。練習後、同チームのキャプテンを務めるDF奈良竜樹が記者会見に登壇。クラブにとっての初タイトル獲得に向けた意気込みを語った。

 ルヴァンカップ決勝という大一番を前に、チームの雰囲気を問われた奈良は「皆んな明るく、いつも通りの雰囲気でトレーニングできましたし、それぞれの心の中で特別な一戦に向けて胸の高まりというものがあると思います」とコメント。また、「初めての決勝の舞台なので良い準備をして良い心の状態で臨みたいと思います」との心境を述べつつ、決勝戦という特別な舞台ということもあり、「素晴らしい雰囲気になると同時に、ほとんどの選手が経験したことのないような雰囲気になると思いますし、その雰囲気に呑まれないということが大事だと思います」との考えを示した。

 対戦相手はJリーグ屈指のサポーターを誇る浦和レッズ。明日の試合ではスタジアムが異様な雰囲気に包まれる可能性が考えられる中、奈良と共に会見に出席した長谷部茂利監督は「気にしないこと」と、平常心を保つことを強調。奈良も「監督が気にしないとおっしゃっているので、気にしないように」と同調しつつ、「誰もが立てる舞台ではないので、そういう名誉ある舞台で楽しみながら、気にするところと、その雰囲気に自分を乗せていくところと、そういう風に臨んでいきたい」との思いを口にした。

 また、「僕たちは傑出した個というよりも、チーム全員でハードワークして、全員で攻撃して、全員で守備をして、一体感があるところがアビスパらしさだと思う。それは選手だけでなく、スタッフ、サポーターの皆さん含めて全員の一体感というものを継続してやってこれている」と語り、「ここまで、全員が目の前の試合に100パーセントで挑む、勝つためにできることを100パーセントやるというところで臨んできた」と主張。「その考え方だと、明日の試合が目の前の試合で、その試合に勝つために全員がまとまって戦いたいし、まずは目の前の強くて大きな相手に全員でぶつかっていきたい。トロフィーは、その先のご褒美的なものなので、まずはサッカーの試合に勝つことにフォーカスしてやっていきたい」と続け、チーム一丸、一戦必勝の姿勢で臨むことを誓った。

 今年の国内タイトルを最初に手にするのは、どちらのチームのなるのか。福岡と浦和が激突するルヴァンカップ決勝は4日の13時5分に国立競技場でキックオフを迎え、試合の模様はフジテレビ系列にて生中継される。

サッカーキング

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