千代勝正「プレッシャーを楽しませてもらった」高星明誠「速さをアピールすることができた」【第8戦GT500予選会見】

2023年11月4日(土)19時15分 AUTOSPORT web

 栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されている2023スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』。11月4日午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得した3号車Niterra MOTUL Zの千代勝正と高星明誠が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。


■高星明誠 Q1担当/ベストタイム:1分35秒929


「まず、僕はこのポールポジション会見に来たことがないので、すごく緊張しています(笑)」


「僕たちは公式練習からすごく調子が良く、このコンディションとタイヤで速さを見せられている状況でした。なので、その勢いのまま予選を走ることができればポールポジションを獲得できるという思いでした」


「公式練習から予選までは、クルマをそこまで変える部分はなく、アジャスト程度で走ることができました。なので、僕が担当したQ1でも公式練習とフィーリングが変わることなく走ることができたので良かったです」


『(明日の決勝は)シリーズチャンピオンというも、僕たちは前回のオートポリスで36号車(au TOM’S GR Supra)に負けてしまったので、決勝は36号車の前でゴールして勝ち切りたいと一番に思っています」


「予選で速さをアピールすることができたので、決勝ではレースの強さをアピールして、ミシュランタイヤの性能をラストレースでも誇ってもらいたいと思います」

2023スーパーGT第8戦もてぎ 高星明誠(Niterra MOTUL Z)


■千代勝正 Q2担当/ベストタイム:1分35秒539


『僕も初めてポールポジション会見に来ることがでたので嬉しいです。この結果は、週末を通して、チームがすごく意識の高い仕事ができている結果だと思います」


「予選では、高星選手がQ1からQ2に向けてタイヤのウォームアップ状況やクルマのバランスなどを的確に伝えてくれました。僕はその情報をもとにQ2を走りました」


「予選は公式練習と比べて1秒以上速い(編注:公式練習で3号車ベストタイムは1分36秒577。予選ベストタイムは1分35秒539なので1.038秒)ので、景色がまったく違かったです。正直一発勝負な部分があったのでプレッシャーも結構ありました。けれど、そのプレッシャーを楽しませてもらいました」


「また、今回のレースはミシュランタイヤのGT500ラストレースです。僕は思い返したらミシュランで初めてGT500にデビューした2016年開幕戦の予選Q1もトップタイムでした。最初と最後をトップタイムで終わることができて満足しています」


「予選前にはミシュランで長く仕事しているエンジニアから『最後頼んだよ!』と肩を叩かれました。僕も『最後のひと仕事をしてきます!」という話をしていたので、彼らの作ってくれたタイヤのパフォーマンスを最大限発揮することができたのはドライバーとして一番の喜びなので、今日はすごく嬉しいです」


「最終戦をいいかたちで締めくくりたいです。明日は多くのお客さんがサーキットに来られると思うので、僕らもベストを尽くし、ニッサン/ニスモ、そしてミシュランの総力を上げて戦うので、ぜひ僕たちの走りを見てほしいです」

2023スーパーGT第8戦もてぎ 千代勝正(Niterra MOTUL Z)
2023スーパーGT第8戦もてぎ GT500クラスのポールポジションを獲得した高星明誠と千代勝正(Niterra MOTUL Z)

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