ホンダ高橋巧が最高峰で初タイトル獲得。レースは中須賀がダブルウイン/全日本ロード第9戦鈴鹿レース2

2017年11月5日(日)16時17分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権第9戦(最終戦)鈴鹿、JSB1000クラスのレース2は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝。高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)が2位表彰台を獲得し最高峰クラスのチャンピオンを獲得した。


 レース1は8周、レース2は20周という周回数が設定された最終戦。20周のレース2はポイントリーダーの高橋巧のリードでスタート。中須賀、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN )、藤田拓哉(YAMALUBE RACING TEAM)と共に5台のトップ集団を形成する。


 5台はテール・トウ・ノーズのまま周回を重ねる。16周目。最終コーナーで中須賀が高橋巧を捕らえてトップ浮上。野左根も中須賀に続いて高橋巧を捕らえて2番手浮上した。


しかし立ち上がりでミスした野左根は4番手に後退。中須賀はあっという間にトップ独走態勢に入る。


 翌周の最終シケインでは2位争いが激化。渡辺、野左根、高橋巧、藤田の順に替わる。


 残り2周。最終コーナーで野左根が渡辺を捕らえて2番手浮上。しかしまたしてもミスして後退し、渡辺に2番手の座を渡してしまう。


 野左根はその周のデグナーでコースアウト。何とかコース復帰したものの大きく順位を下げてしまう。


 最終ラップ。中須賀は後続に2秒半のアドバンテージを築いた。そして、そのままオートポリスからの4連勝、今季5勝目を獲得した。


 3台になった2位争いは高橋巧がグループトップに出て、2位チェッカー。全日本最高峰クラスチャンピオンを獲得した。渡辺は3位フィニッシュで表彰台を得た。


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