大谷翔平の人気は不変だ 元エ軍同僚右腕が明かした“異常なエピソード”「若い女の子が見えただけで泣き出した」

2023年11月6日(月)17時0分 ココカラネクスト

敵地であろうと、本拠地だろうと、関係なく人だかりができる大谷。その人気ぶりは球界でも随一だ。(C)Getty Images

 オフシーズンも大谷翔平(エンゼルス)に関する娯楽は尽きそうにない。米メディアでは、連日のように稀代の天才に関するニュースがトピックとなっている。

 どこへ行っても大谷には人が吸い寄せられる。ゆえに話題が途絶えないのは必然と言えるかもしれない。彼が米球界において、いかに人気なのかを証明する興味深い証言もある。

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 現地時間11月3日に『JomBoy』のポッドキャスト番組「Baseball Today」に出演した元エンゼルスのルーカス・ジオリトは、今夏にガーディアンズに移籍するまでの間に目の当たりにした“大谷人気”を語っている。

 番組MCのクリス・ローズ氏から「彼の怪我はスポーツ界全体が打ちのめされたと思う。熱心な野球ファンでなくてもね」と、今年8月に大谷が右肘側副靭帯の損傷を負った際の雰囲気を問われたジオリトは、「彼の名声の高さは今までに見たことがないものだった」と脱帽した。

「メジャーでプレーしていると名声の高さを感じるシーンは何度か見るんだ。それこそヤンキースにはホテルに出待ちの大群衆がいる。ホワイトソックスにもサインを求める人が少なからずいたよ。でも、エンゼルスはどこに行こうとも大きな人の群れができるんだ。すべてショウヘイを追う人たちによってね。球団のファンのためじゃなくね」

 さらにジオリトは、エンゼルス時代に経験した仰天エピソードも明かしている。

「敵地のトロントでバスを降りた時のことは忘れないよ。彼はバスの後方に座っていて、僕は先に降りたんだ。すでにありえない数の人がいたから僕は『彼が降りてきたらどうなるだろう』って見てみたんだ。そしたら、ショウヘイがバスを降りてきた瞬間に10代ぐらいの若い女の子が泣き出したんだよ。彼が『見えた』だけでね。サインや写真を撮ったりしたわけじゃないんだ。彼女だけじゃなく周りもパニックになっていた」

 まるでアイドルのような人気だ。大谷が見せる異次元のスター性を告白したジオリトは「ひとたび顔を見せるだけで(カメラの)フラッシュをたかれて、チャントが始まる。あんな光景は見たことがない」と吐露。そして、「でも、ショウヘイはうまく対処している。僕だったらきっとできないし、あのレベルの人気は嫌になってしまうだろうね」と賛辞を送った。

 今年9月には、米スポーツ専門局『ESPN』の討論番組『First Take』でジャーナリストであるスティーブン・A・スミス氏が「私はオオタニが登板している試合を見たが、空席がたくさんあった。客席を埋められないし、勝てないんだ」と発言。小さくない波紋を呼んだ。

 しかし、ジオリトの証言を聞く限り、大谷人気はやはり不変と言えそうだ。

 今オフはキャリアで初めてのFA(フリーエージェント)となる大谷。彼のカリスマが発揮される新天地はどこになるのか。興味深く交渉の行方を見守りたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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