“ダービー”制してセリエA4連勝! ユーヴェ指揮官、反撃開始の合図「長いシーズンが待っている」

2022年11月7日(月)12時32分 サッカーキング

アッレグリ監督が巻き返しに向けて意気込む [写真]=Getty Images

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 ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、6日に行われたセリエA第13節インテル戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第12節終了時点で勝ち点23の8位につけるユヴェントスは、6日に行われた第13節で6位のインテルと対戦した。“スクデット奪還”を掲げた今シーズンだったが、序盤戦から勝ち切れない試合が多く、中位に甘んじているユヴェントス。上位に食らいついていくためにも、絶対に負けることが許されない“イタリア・ダービー”に臨んだ同クラブはMFアドリアン・ラビオのゴールで先制に成功すると、試合終盤にMFニコロ・ファジョーリが追加点を挙げる。試合はこのまま2−0で終了し、『アリアンツ・スタジアム』に集まったファンの声援に応えた。

 まず、アッレグリ監督は「特に前半は少しばかり運にも味方されたけど、積極的な姿勢で味方のためにハードワークをすれば、良い結果が得られる可能性が高い。このような試合を見ることができてよかった」と振り返りつつ、「システムによってチームはより強固になったけど、最も重要なことは、チームが一丸となって、守備組織を形成し、苦しむべき時を理解すること。そして、それを95分間持続させることなんだ。シーズン序盤は30分ほどで途切れてしまったけど、今はタフな場面でもずっと続けている。それが大事なステップだ」とチームのパフォーマンスに手応えを感じているようだ。

 対インテル戦は直近4試合で1分3敗と負けが込んでいたユヴェントス。主力選手の負傷離脱など難しい状況で迎えた同試合で、勝利したことに満足感を口にしたアッレグリ監督は「シーズンは長く、チャンピオンズリーグではとりわけ、いくつかのハプニングがあった。インテルのような偉大なチームに勝てた喜びはあるが、次の2試合ではすぐに集中力を取り戻さなければならない。目標は、可能な限りベストを尽くすことだ。この勝利ですべての問題が解決し、シーズンが終わったとは思ってはいけない。まだ一歩一歩進んでいこう」と披瀝。さらに「長いシーズンが待っている。ナポリは驚くほどうまくいっているし、ワールドカップ後に何が起こるか見てみよう」とここからの巻き返しに向けて意気込みを示した。

 ユヴェントスは“イタリア・ダービー”の勝利でインテルらを抜いて、5位に浮上した。チャンピオンズリーグではグループステージ敗退という屈辱を味わったが、セリエA4連勝と復調の兆しをみせている“ビアンコネロ”の反撃に期待だ。

サッカーキング

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