スペイン代表の新ユニフォーム、現地ファンに不評…政治思想の疑いも
2017年11月8日(水)17時51分 サッカーキング
2018 FIFAワールドカップ ロシアでも着用される新ユニフォームは、日本代表と同じアディダス社が作成。1994年のアメリカ大会出場時のユニフォームが、デザインの基となっている。しかし、このデザインは現地で物議を醸している。
右肩から真下へと続く青色の菱型のデザインが、配色の関係で紫色に見えるというのだ。王制が現在採用されているスペインは、1930年代に左翼的な思想に基づく共和制を採用。「紫色」は当時の国旗の使用色であることから、「新ユニフォームのデザインは左翼思想を連想させる」という指摘が噴出している。
発表直後から論争を呼んでいるこの新ユニフォームについて、『アス』は公式サイト上でアンケートを実施した。シンプルに「新しいデザインが好きかどうか」を問うこのアンケートには、5万458人のユーザーが回答している。
その結果は、19733人が「新デザインが好き」に投票した一方で、「新デザインが好きではない」は30725人の票を獲得。投票全体の“60.89パーセント”を占め、低評価が多数派となっている。
新しいユニフォームに対して、ファンからの「NO」を突き付けられたスペイン代表。来年6月開幕のワールドカップ本大会では、ユニフォームに対する論争・不評を忘れさせるような、目覚ましい結果を残すことができるのだろうか。
(記事/Footmedia)