C・パレスが4発快勝で4勝目…リーズ、物議醸す判定にも泣かされ2連敗

2020年11月8日(日)2時27分 サッカーキング

クリスタル・パレスとリーズが対戦した [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第8節が7日に行われ、クリスタル・パレスとリーズが対戦した。

 ホームのクリスタル・パレスは12分、エベレチ・エゼが供給した左からのコーナーキックにスコット・ダンが頭で合わせて先制。ダンにとっては、2017年12月のボーンマス戦以来となるプレミアリーグでのゴールとなった。

 リーズは17分、マテウシュ・クリヒのパスに反応し、相手の背後をとったパトリック・バンフォードがネットを揺らした。だが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、得点は取り消された。バンフォードがパスを要求する際に掲げた左腕の肩が、ナサニエル・クラインの肩よりもわずかに前に出ていたという微妙なオフサイド判定は、現地でも物議を醸している。

 すると22分、クリスタル・パレスはエゼが見事な直接フリーキックを決めて点差を広げる。だが27分、リーズもすぐに1点を返す。ルーク・エイリングのロングボールをクリヒが落とし、飛び込んだバンフォードは胸トラップから左足一閃。ゴール左下隅に突き刺し、正真正銘の得点を記録した。バンフォードはこれでアウェイ戦4試合連続となる得点に。リーズの選手が1部で記録するのは、2002年にアウェイ戦4試合で6ゴールを記録したマーク・ヴィドゥーカ氏以来となる。

 42分、クリスタル・パレスは左サイドからパトリック・ファン・アーンホルトが折り返すと、クロスはエウデル・コスタに当たってコースが変化。そのままゴールに吸い込まれてしまい、クリスタル・パレスが前半だけで3点目を奪った。

 クリスタル・パレスは70分にダメ押しの4点目を獲得。カットインから切り込んだウィルフレッド・ザハが相手DFの密集を通してゴール前にパスを送ると、受けたジョルダン・アイェウが沈めた。

 試合はこのまま終了。クリスタル・パレスは2試合ぶりの白星で今季4勝目。試合終了時点で暫定ながら首位サウサンプトンと勝ち点差「3」の6位につけている。一方、リーズは2試合連続で4失点を喫して2連敗。リーズは8試合を消化して17失点を喫しているが、1部リーグでは戦後2番目に最悪な数字となる模様。8試合で22失点を喫した1946−47シーズン以来のワースト記録となるようだ。

 次節は代表ウィークを挟んで2週間後に行われ、クリスタル・パレスはアウェイでバーンリーと、リーズはホームでアーセナルと対戦する。

【スコア】
クリスタル・パレス 4−1 リーズ

【得点者】
1−0 12分 スコット・ダン(クリスタル・パレス)
2−0 22分 エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)
2−1 27分 パトリック・バンフォード(リーズ)
3−1 42分 オウンゴール/エウデル・コスタ(クリスタル・パレス)
4−1 70分 ジョルダン・アイェウ(クリスタル・パレス)

サッカーキング

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