侍ジャパン、村上宗隆の存在感を日本代表コーチ経験者が絶賛!「すごく価値がある本塁打」と語った訳とは?

2022年11月9日(水)18時23分 ココカラネクスト

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 来春に開催が予定されるWBCに向け侍ジャパンは11月6日、巨人と強化試合を行い、8−4で勝利した。この日、先発した西武・與座海人が3失点したものの、4本の本塁打が飛び出し、この試合を制した。

 前日に続いて一発攻勢が目立った侍ジャパンだが、その中でも輝いたのが、三冠王のヤクルト・村上宗隆。この日は、2試合&2打席連発となる本塁打を放つ大活躍を見せた。

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 横浜や日ハムでプレーし、日本代表でもコーチ経験のある野球解説者の高木豊氏は、村上が放った1本目の本塁打について「京本という巨人の育成投手で、球の軌道など情報が全くない中で、村上が初球を捉えて本塁打を打った。国際大会は出てくる投手がほぼ初見なので、初球を打ちにいって、しかも同点の本塁打を放つことができたというのは、すごく価値があったと思う」と語った。国際大会をコーチとして経験している高木氏ならではの視点で、村上の本塁打を絶賛していた。

 2本目の本塁打については「これがまた、すごいホームランだった。キャッチャーミットが地面につきそうな、低めのフォークボールをレフトスタンドまで運んだ。本当に頼もしい」と話し、日本の4番が見せた一発に驚きを隠せない様子だった。

 東京ドームでの2試合の強化試合を終えて高木氏は「このメンバーで決定ではないけれど、良いチームになりそうだなと思った。バントであったり、昨日は走ったりと、栗山監督がやりたい野球の意識を持たせるという点で、収穫のある強化試合だった」と、新生・侍ジャパンの印象を語った。

 また、この日試合後にWBC本番に備えてタイブレークを想定した練習が実施されたことについては、「無死二塁から始まるが、タイブレークになったら日本は強いと思うよ。細かいことができるからね」と、高木氏は話した。

 2度目のWBC制覇を目指す、侍ジャパンの今後の戦いにも大きな注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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