レアルGKナバス、ついにCLでも先発落ち…地元紙「ソラーリの決断は…」
2018年11月9日(金)23時7分 サッカーキング
スペイン紙『マルカ』は8日、同試合で先発メンバーから外れたコスタリカ代表GKケイラー・ナバスについて言及。「プルゼニで控えだったことで、ケイラーはすでに不安を覚えている」と見出しを掲げた。
ナバスは今シーズン開幕前、クルトワの加入によって激化することが予想される定位置争いについて「退団を望むのは、死ぬのと同じこと」と決意を語っていたが、厳しい立場に置かれている。リーガ・エスパニョーラでは第11節終了時点で2試合のみの出場。カップ戦要員の扱いとなり、CLとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)が主戦場となった。CLでは第3節まで先発出場を続けていたが、第4節にして出番を失う形となった。
CL過去3戦はフレン・ロペテギ前監督が指揮を執ったが、ナバスがベンチスタートとなった第4節はサンティアゴ・ソラーリ暫定監督の下で臨んだ。指揮官の交代とともにCLでの出番を失ったことが、ナバスの立場がより鮮明になったと同紙は見ているようだ。
同紙は「ソラーリが変化を加えた。彼はヴィニシウス(ジュニオール)の出番を増やすこと、そしてクルトワに全てのビッグゲームを託すことを決断した」と指摘。ナバスに与えられる出場機会がさらに限定される見通しを伝えている。
ナバスは1986年生まれの31歳。母国のデポルティーボ・サプリサ、アルバセテ、レバンテを経て2014年夏にレアル・マドリードと6年契約を締結した。過去4シーズンで通算141試合に出場し、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇、リーガ・エスパニョーラ制覇1回など、数々のタイトル獲得に貢献。今年8月末にはUEFA最優秀GK賞も受賞している。