ルノーPUに悩むリカルド、F1ブラジルGPでもグリッド降格か「完走するためには交換するしかなさそう」

2017年11月10日(金)13時11分 AUTOSPORT web

 レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、今週末のF1ブラジルGPでパワーユニットの交換を行わなければならない可能性が高いと語った。


 リカルドは前戦メキシコでルノーのパワーユニットのエレメント交換を行い、20グリッド降格のペナルティを受けて決勝をスタートしたにもかかわらず、わずか5周でパワーユニットにトラブルが発生、リタイアしなければならなくなった。原因はMGU-Hの問題だったという。


 ブラジルではユーズドのエレメントを使用するという選択肢もあるものの、新品を入れた場合、10グリッド降格のペナルティを科されるということだ。


「今の段階では(ペナルティを受ける)可能性が高そうだ」とリカルドは木曜、インテルラゴスにおいてコメントした。


「(ペナルティを)避けることも可能だけど、そうすると完走できない危険がある。前回はそれを避けようとしたのに、結局だめだった」


「(ペナルティを受ける)可能性が高い。大量降格にはならないと思うが、10グリッドは降格されるかもしれない。その場合、(予選でポールポジションを取って)決勝を11番グリッドからスタートすることを目指すよ!」
    
「チームで話し合う。でも決勝を完走できる可能性が10パーセントしかないのなら、(新品に)交換したい」
 
「フィフティ・フィフティぐらいなら、リスクを冒したいね。でも可能性は50パーセントもない気がする」
 
 今年チームメイトのマックス・フェルスタッペンにはシーズン前半にトラブルが相次いだが、この2戦はリカルドに故障が集中している。メキシコでは6人のルノーユーザーのうち4人がトラブルでリタイア。一方、フェルスタッペンは優勝を挙げた。


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