リヴァプール戦で判定に激昂したペップ、FAからの処分は回避か

2019年11月12日(火)14時5分 サッカーキング

えも言われぬ表情でオリヴァー主審を見つめるペップ [写真]=Getty Images

写真を拡大

 イングランドサッカー協会(FA)は、プレミアリーグ第12節リヴァプール戦での振る舞いが話題を呼んだマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督に対して処分を科さないようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 10日に行われた同試合では、6分と83分の2度、リヴァプールのペナルティエリア内でリヴァプールのDFトレント・アレクサンダー・アーノルドの手にボールが当たったが、いずれもハンドとは判定されず。83分のシーンではグアルディオラ監督が「2度目だぞ!」と叫びながら、観客席に向けてジェスチャーを繰り返していた。

 結局1−3で敗れたグアルディオラ監督は、試合終了後にピッチ中央へ向かうと、マイケル・オリヴァー主審に対して「どうもありがとう!」と語気を強めて挨拶。その後のインタビューでリヴァプールの先制点の起点となった6分の判定について聞かれると、「レフェリーに聞いてくれ。私には聞かないでくれ。同じ質問は私ではなくVARを担当した方々に聞けばいい」と怒りを露わにしていた。

 試合後、FAはグアルディオラ監督の発言を審議し、その内容は審判への侮辱に当たらないとして同監督に処分を科さないことを決定したようだ。なお、過去の類似したケースでは、ジョゼ・モウリーニョ氏がFAから罰金処分を科されている。同氏は当時チェルシーを率いていた2014年、審判団に「信じられない」や「非現実的だ」との言葉を用いて罰金1万ポンド(当時レートで約170万円)を命じられていた。

サッカーキング

「処分」をもっと詳しく

「処分」のニュース

「処分」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ