4年前に追放されたベンゼマがフランス代表へ復帰の可能性「タブーではない」
2019年11月14日(木)11時41分 サッカーキング
ベンゼマはかつてのチームメイトとのトラブルによって2015年にフランス代表を追放された。当時は「人種差別主義者に屈服した」とディディエ・デシャン監督を痛烈に批判していた。
しかし、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が「彼は常に代表チームでプレーしたかった。何が起こっているかは正確にはわからないが、彼は最高の選手だ」とベンゼマが復帰の意思を持っていることを明かした。
一方のデシャン監督はジダン監督のコメントに対して「彼がそう言っても問題はない。彼はレアル・マドリードの監督だから、そのように話すことが彼の仕事なんだ」とコメント。フランス代表とレアル・マドリードでチームメイトのラファエル・ヴァランも「決して(ベンゼマは)タブーではない。僕は長い間プレスルームで同じ質問をされてきたけど、他に言うことは何もないよ」と語っている。
フランス代表のFW事情として、キリアン・エンバペの他のレギュラー候補を探している様子。アントワーヌ・グリーズマンも決して本調子ではない状況で、ベンゼマの復帰が実現すれば代表強化に大きく繋がるだろう。