長澤和輝、代表デビュー戦で存在感…ハリルも称賛「本当に良かった」

2017年11月15日(水)17時30分 サッカーキング

「ドイツにいた頃の感覚に近い」と振り返った長澤和輝 [写真]=新井賢一

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 日本代表は14日、国際親善試合でベルギー代表と対戦した。FWロメル・ルカクのゴールで先制を許すと、最後まで追いつくことは出来ず0−1で敗戦した。

 MF長澤和輝(浦和レッズ)はこの試合が日本代表デビュー戦にも関わらず、堂々としたプレーを披露。試合を振り返り、「前からプレッシャーをかけて相手に後ろ向きでプレーさせようというのがうまいことハマって、速攻みたいな形でチャンスを作れていた。そこで点が取れれば良かったが、前半は全体的に見てもある程度守備はできていた」と振り返った。

 長澤のプレーの裏にはドイツ時代の経験があったのかもしれない。MFケヴィン・デ・ブライネやルカクといった選手がいるのは「ヨーロッパのチームではよくあること」。「アジアとはまた違って、どちらかというとドイツにいた時の感覚に近いかな」と振り返り、「自分たちがボールを奪いに行ったところを見て相手が仕掛けてくるのは当たり前なので、その駆け引きで負けないようにやっていかないといけない」と反省を語った。

 その長澤について、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「初めての試合にしては本当に良かった。たくさん走り、たくさん守備もした。簡単ではない相手に対してどのようなプレーを見せるかというテストで、彼のパフォーマンスに満足している」と称賛。「あとは攻撃ではもう少し顔を出して欲しい。少しリズムについていけていない。こういった試合のリズムに十分ついていけるのは(山口)蛍だった」と同じ国内組のMFを引き合いに出し、注文も忘れなかった。

 デビュー戦で存在感を示した長澤。しかし、息つく暇なく浦和ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦が迫っている。「今回の試合の反省もありますけど、また頭を切り替えて次はアジアを獲りに行くという目標があるので」。長澤は「目の前の、まずはACL」としつつ「その先をつなげて行って、W杯も目指していかなきゃいけない」と代表定着へ意欲を示した。

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