「天才のバットが今度は日本を狙う」韓国メディアがキューバ戦2発5打点の金倒永を称賛「ワンマンショー」
2024年11月15日(金)10時4分 スポーツニッポン
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」でB組の韓国代表はキューバ代表に8−4で勝利。一夜明けた15日、韓国メディアは2発を含む3安打5打点と大暴れした若きスター、金倒永(キム・ドヨン)内野手(21)を称賛した。
キム・ドヨンは2回にモイネロ(ソフトバンク)から満塁本塁打を放ち、今季防御率1・88でパ・リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕を攻略した。7回にも左越えソロを放ち、韓国を今大会初勝利に導いた。
今季、韓国プロ野球KBOリーグでは打率・347(リーグ3位)、38本塁打(同2位)、109打点(同7位)、40盗塁で「30−30」を達成した。
「スポーツ朝鮮」は国際大会での大暴れに「天才のバット、今度は日本を狙う」と見出しを付け、「ワンマンショーを完成させた」などとキム・ドヨンを称賛。
さらに「“一枚上”と言われる日本だが、キム・ドヨンだけは警戒している様子」とも記し「キム・ドヨンにとっても、日本戦は自分の技量と限界を試す良い舞台だ」と今夜の日本戦での活躍を願った。
当のキム・ドヨンはキューバ戦後に「モイネロのボールを見ると、なぜ日本で(防御率)1位だったのか分かった」と相手左腕を称え「今日はただ運が良かっただけ」と謙虚にコメント。「今日と同じ気持ちで、打席で気をつけるべきことだけを考えて打席に臨みたい」と日本戦への意気込みを語った。