鮮烈な英代表デビュー…DFジョー・ゴメス、過去にはチェルシー移籍の可能性も

2017年11月16日(木)14時43分 サッカーキング

イングランド代表で存在感をアピールしたジョー・ゴメス [写真]=AMA/Getty Images

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 イングランド代表で鮮烈なデビューを果たしたリヴァプールのDFジョー・ゴメスだが、全く異なるキャリアを歩んでいた可能性があったようだ。イギリス紙『テレグラフ』が15日付で報じている。

 10日に行われたドイツ代表との国際親善試合で、25分からピッチに立ち、A代表デビューを果たしたジョー・ゴメス。20歳の同選手は、その4日後に行われたブラジル代表戦でフル出場を果たし、0−0のスコアレスドローに貢献してみせた。

 FWネイマール(パリ・サンジェルマン)ら強力攻撃陣を完封したとして、イギリス国内での評価が急上昇しているが、10代の頃からビッグクラブの間で注目される逸材だったという。同紙によると、チャールトン(現イングランド3部)に所属していた15歳のときには、チェルシーに移籍する可能性があったそうだ。しかし、当時チャールトンの下部組織で監督を務め、ジョー・ゴメスを指導していたというポール・ハート氏の説得により、残留を決断したという。

 ハート氏は当時を振り返り、「我々は彼を引き留めようとしたわけではない。ただ、もう少し長くチームに残って、サッカーを学び、トップチームで活躍してから移籍した方が良いと考えていたんだ」とコメント。「彼の両親、代理人はそれを聞いて、我々を信じてくれた」と残留の経緯を明かした。

 その後、ジョー・ゴメスは2014年に17歳でトップチームデビューを果たす。すると翌年にはリヴァプールへ移籍。新天地ではケガに苦しんだ時期もあったが、徐々にユルゲン・クロップ監督の信頼を得ると、今シーズンはここまで公式戦12試合に出場するなど一躍ブレイクを遂げた。

 クラブでの活躍が認められ、20歳でA代表デビューを飾ることに成功したジョー・ゴメス。15歳のときに下した決断は、正しかったと言えるかもしれない。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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