元イングランド代表MFアーロン・レノンが現役引退…快足を武器にトッテナムで活躍

2022年11月16日(水)15時41分 サッカーキング

プレミアリーグ通算416試合に出場した [写真]=Getty Images

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 元イングランド代表MFアーロン・レノンが、15日に自身の公式SNSで現役引退を発表した。

 現在35歳のレノンは、身長165センチと小柄ながら、世界屈指のスピードで右サイドを切り裂くウインガーとして活躍した。リーズの下部組織で育ち、2005年夏にトッテナムへ完全移籍。同クラブでは公式戦通算364試合に出場し、30ゴール79アシストを記録した。2008年のリーグカップ優勝、2010年のクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権獲得などに貢献した。

 2015年にエヴァートンへと移籍すると、同クラブでは公式戦通算77試合に出場。しかし、2017年には精神的な問題で警察に保護され、ストレス性疾患の治療を受ける時期もあった。その後、無事に復帰を果たし、2018年1月からはバーンリーに在籍。2020−21シーズンにはカイセリスポル(トルコ)への期限付き移籍も経験した。バーンリーでは公式戦通算87試合に出場し、2022年夏に契約満了で退団。以降はフリーが続いていた。

 また、イングランド代表では各世代別のチームで活躍し、2006年6月にA代表デビューを飾った。2006年と2010年の2度FIFAワールドカップに出場するなど、通算21キャップを数えた。

 レノンは自身の公式Twitter(@AaronLennon12)を通じて、次のような声明を発表した。

「僕はついに、スパイクを脱ぐ時が来たと決断した。おそらく3歳の頃からサッカーは僕の人生だったし、この20年間、トップでプロとしてプレーすることはとても素晴らしいことだったから、とても厳しい決断だった

「サッカーは僕にとってとても大切なものだし、これからもずっとそうだろう。引退を考えるまで、その大きさに気づいていなかったと思う。今は、人生の次の章、愛する人と過ごす時間が増えることにとても興奮している。ピッチ内外で培った経験や体験を生かし、やりたいことや恩返しすることがたくさんあるし、近い将来、そうするつもりだ。フットボールの世界へ、心からありがとう」

サッカーキング

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