琴桜“お得意様”の熱海富士下し1敗キープ 全勝消えトップに並ぶ「しっかり準備してやっていくだけ」

2024年11月16日(土)20時27分 スポーツ報知

琴桜(左)は上手投げで熱海富士を下し1敗を守った(カメラ・池内 雅彦)

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◆大相撲 ▽九州場所7日目(16日・福岡国際センター)

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が、1敗を守った。西前頭3枚目・熱海富士(伊勢ケ浜)との結びの一番は、立ってすぐ右を差した。差しで争いをしていた左でまわしをつかむと、下がりながらの上手投げで転がした。「体が動いたと思います」と淡々と振り返った。

 過去6戦全勝の”お得意様”が相手だったが「誰が相手でも一緒。対戦成績に関係なく、目の前の一番に集中してやるだけなので、変わらずやるだけでした」と冷静だった。全勝の大関・豊昇龍(立浪)に土がつき、トップに並んだ。それでも「まず勝ち越してからなので。しっかりまた明日は明日で準備してやっていくだけです」と泰然自若を貫いた。

 幕内後半戦の高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「どっしり構えて、中に入られたが、まわしを取って投げた。いい相撲が続いている」と期待した。

スポーツ報知

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