得意の“真ん中”で結果残せず…浅野、ドルトムント撃破も「素直に喜べない」

2017年11月18日(土)15時1分 サッカーキング

ベンチスタートとなった浅野拓磨は前半アディショナルタイムから出場した [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ第12節が17日に行われ、日本代表FW浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトはホームでMF香川真司所属のドルトムントと対戦し、2−1で勝利を収めた。前半終了間際から出場した浅野が、試合後の取材に応じた。

 4試合ぶりに先発を外れた浅野は、前半アディショナルタイムに負傷したドイツ人FWダニエル・ギンチェクに代わって1トップの位置で出場。アクシデントによる交代だったため万全な準備は整っていなかったが、モチベーションは高かったという。

「ごたごたしていましたけど、あの時間帯で出れたっていうのは自分にとってすごく大きなことだったし、やっときたなと。しかも自分の一番得意とするポジションだったので、絶対に点を決めようと思って入りました」

 チームは1−1で迎えた後半立ち上がりに勝ち越しゴールを奪い、このまま逃げ切って勝ち点3を獲得した。ただ、強い気持ちでピッチに立った浅野は結果を残すことができず、喜びに湧くチームの中で悔しさを噛みしめた。

「チャンスがあった分、決め切ってなんぼだと思うので、今日の試合としては自分の中でアピールできなかったかなと思います。勝利は素直に嬉しいですし、チームのみんなと喜びたいなとは思いますけど、それ以上に自分の結果が一番、自分の気持を左右するのかなと思いますね。点を決められずに終わった試合で、心から喜べることはないです。やっぱり結果でチームの勝利に貢献したいっていう気持ちが一番なので」

 それでも、1トップの位置でプレーしたことについては「正直に言って、自分が一番得意としている好きなポジションなので、真ん中でやれたっていうのはすごく大きかったなと思います」と手応え感じている。

「まずは明日の練習から切り替えて」。結果を求める浅野は早くも次の試合を見据え、「今のままでは次の試合もスタートで出れないと思っているので、練習から死に物狂いで、100パーセントでやっていかないといけないなと思います」と決意を述べた。

サッカーキング

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