40歳元イタリア代表FWクアリャレッラ、現役引退を表明…今夏から無所属に

2023年11月20日(月)12時51分 サッカーキング

現役引退を表明したクアリャレッラ [写真]=Getty Images

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 元イタリア代表FWファビオ・クアリャレッラが、現役を引退することを明らかにした。19日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 契約満了に伴い、昨シーズン限りでサンプドリアを退団していたクアリャレッラは、今夏の移籍市場で新天地が決まらず、現在までフリーとなっている。無所属の状態が続いているなか、同選手は「プレーを終えざるを得なくなった」と現役を引退することを明らかにし、次のように続けた。

「もしかしたら何かが起きるかもしれないが、私の体調はピッチに戻るのには到底許容できない状態だ。夢は常にある。その一つはサッカーの世界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。だが、どの道に進むか考える時間はたくさんある」

 1983年1月31日生まれで現在40歳のクアリャレッラは、トリノの下部組織出身で2000年5月にセリエAデビューを果たした。その後はウディネーゼやサンプドリア、ナポリ、ユヴェントスなどでのプレーを経て、2016年2月に期限付き移籍でサンプドリアに復帰し、同年7月に完全移籍となっていた。2022−23シーズンはセリエAで23試合に出場し、1ゴール1アシストを記録していた。

 キャリア通算ではセリエAで556試合出場で182ゴール53アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で11試合出場6ゴール2アシストなどを記録。ユヴェントス時代にセリエAで3度の優勝を経験したほか、2018−19シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げ、得点王にも輝いた。2021年5月にはセリエA通算500試合出場を達成した史上5人目のストライカーにもなっていた。また、2007年3月にはイタリア代表デビューも果たし、通算28試合出場で8ゴール5アシストを記録した。

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