マルク・マルケス、12月末に複視の再検査「診断後にどのような可能性があるか判断する」とアルベルト・プーチ

2021年11月21日(日)16時20分 AUTOSPORT web

 2022年シーズンに向けたMotoGPヘレス公式テストが行われた11月19日、レプソル・ホンダ・チームのチームマネージャーを務めているアルベルト・プーチは、マルク・マルケスが12月末に目の検査を受けることを明らかにした。


 マルク・マルケスは10月30日オフロードバイクでトレーニングを行っていた際に転倒し、軽い脳震盪を起こしたという。その後、自宅で安静にしていたが、目の神経の麻痺と複視が確認された。


 そのことにより、第17戦アルガルベGP、第18戦バレンシアGPを欠場し、MotoGPヘレス公式テストも参加していない。そんななか、アルベルト・プーチはマルク・マルケスの状況に関して以下のように説明した。


「彼がどうであるかが最も重要なことだ。状況はポルティマオとバレンシアで説明した状況とほぼ同じだ。休息と回復のためのある程度の時間が必要で、目の周りの腫れが引き、落ち着きが戻ることを確認する必要がある」


「クリスマスの頃に医師の検査を受け、その時点で状況がどうなのかを確認する。その後、どのような可能性があるかを判断することになるだろう。もちろん、彼はヘレスにいないことを喜んでいない。同時に今必要なことは、休息と忍耐だということを理解しており、それが状況だ」


 2024年までホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)と契約を結び、MotoGPクラスに参戦することが決定しているマルク・マルケス。早期引退についてもささやかれているが、昨年骨折した右上腕骨、そして今回の目の問題から回復して、2022年に復帰することを願うばかりだ。

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