「カマダとラツィオの物語は終わった?」苦境が続く鎌田大地にフランスの名門が触手か イタリアメディアは退団の可能性に言及

2023年11月22日(水)5時30分 ココカラネクスト

ラツィオで思うようなチャンスを得られていない鎌田。移籍も選択肢のひとつだろう(C)Getty Images

 今年8月にラツィオに加入した鎌田大地について、欧州各国メディアで移籍の可能性があると報じられている。

 ラツィオ専門サイトの『Lazionews.eu』が現地時間11月20日(日本時間21日)に、「カマダとラツィオ、物語はすでに終わった?」と銘打ったトピックを配信した。その中では、フランス紙『Le10Sport』により、リーグ・アンのオリンピック・マルセイユが鎌田獲得を目指しているとことが紹介されている。

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 フランスメディアの情報を受け、『Lazionews.eu』は鎌田退団もあり得ると見通しており、「2023年夏に獲得した選手の1人、ダイチ・カマダがビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)を去る可能性が出てきた」と綴っている。

 さらに、今夏のラツィオ移籍成立の前には、マルセイユも鎌田へ関心を寄せていたことに言及し、「再び獲得に動く可能性は低くはないだろう」と指摘。また、鎌田の置かれている状況についても、「(ラツィオの)クラウディオ・ロティート会長にはこの日本人選手との契約(2024年6月満了)を更新するオプションがある」としながらも、現在は「ラツィオで思うようなポジションを得られていない」と強調している。

 鎌田はここまで、リーグ戦では開幕から4試合連続でスタメン出場を果たしたものの、5節以降は先発から外れている。インターナショナルウィーク明けとなる、次節のサレルリターナ戦では、主力のルイス・アルベルトが累積警告での欠場となるため、鎌田のスタメンが予想されていたものの、11月16日のワールドカップアジア2次予選で負傷交代となりそのまま代表チームから離脱。クラブ復帰後もコンディション回復の必要があることから、次節での出場も見通せない状況となっている。

 同メディアは「この選手がローマを去る意思があるかどうかが、このフットボール・マーケット問題の継続に決定的な影響を及ぼす可能性がある」と見解を示しており、加えて、今季リーグ中位に甘んじているマルセイユのチーム状況を踏まえ、この先も日本人MF獲得への動きをみせるものと予想している。

 レギュラー獲りを目指しながらも、直近2試合では何れも一桁のプレータイムに終わるなど、チーム内で不本意な立ち位置から抜け出せずにいる鎌田。今後のシーズンでの起用法次第では、イタリアの地を去るという選択肢が現実味を帯びてくるのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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