第2の左腕争奪戦スタートか 山崎福也日本ハム入りで注目集める DeNA・石田健大FAの「行方」「注目球団」

2023年11月27日(月)12時2分 ココカラネクスト

石田は経験豊富なベテラン左腕として知られる(C)Getty Images

 今オフのFA戦線の目玉、オリックスからFA権を行使した左腕・山崎福也投手は6球団による争奪戦の末に日本ハムに行くことになった。

 日本ハムにとっては大金星、打撃にこだわりを持つ山崎福が二刀流への挑戦もあるかなど、野球ファンにとっては新たな楽しみも発掘されそうだ。

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 一方で、山崎福の去就が定まったことで、ほかの球団の戦略立て直しも注目を集める。特に山崎福獲りに乗り出した、在籍したオリックスをのぞくヤクルト、DeNA、ソフトバンク、巨人は「もう一人の左腕」と水面下で注目を集めていたDeNA・石田健大投手獲りに乗り出すのか。左腕を補強ポイントとする球団は多く注目となりそうだ。

 石田は今季、5年ぶり3度目の開幕投手を務め、23試合すべてに先発としてマウンドに立ち続けた。

 過去には20年にすべて救援登板で50試合に登板するなど山崎福と同じく先発、救援と様々な起用に応えられ、年俸も人的補償が発生しないCランク(6200万円=金額は推定)とあって、この点でも交渉面ではスムーズに働く材料となる。

 特にセ・リーグでは日本一に輝いた阪神には近本光司、中野拓夢、木浪聖也、佐藤輝明と左の好打者が多く在籍、今季は圧倒的な強さでペナントを制したとあって、阪神を止めるためにも、左の好投手は補強しておきたいところだろう。石田をめぐってはすでに今季5位に沈んだヤクルトが獲得に名乗りを上げると複数メディアが報じている。

 一方、対阪神には今季25試合を戦い、6勝18敗(1分け)と歴史的な負け越しを喫した巨人も左腕不足に悩む現状がある。先発として年間通してマウンドに立ち続けるなど安定したキャリアを持つ石田獲りに乗り出すか、この点も注目となりそうだ。

「左腕争奪戦」は続くのか、各球団の動向も引き続き注視される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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