チェルシー、FWオシムヘンを“トップターゲット”に設定か…ナポリは約188億円超を要求?

2023年11月27日(月)16時55分 サッカーキング

去就に注目が集まるナポリのFWオシムヘン [写真]=Getty Images

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 チェルシーが、ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに対する関心を強めているようだ。26日、『テレグラフ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 2度の指揮官交代に踏み切った昨シーズンはプレミアリーグで12位に終わり、欧州の主要コンペティションへの出場権を逃したチェルシー。巻き返しを図る2023−24シーズンに向けて、クラブはマウリシオ・ポチェッティーノ監督を招へいし、今夏の移籍市場ではエクアドル代表MFモイセス・カイセドやイングランド代表MFコール・パルマーら多くの即戦力を獲得した。

 しかし、序盤戦は不安定な戦いが続き、ここまで13試合を消化しての戦績は4勝4分5敗。勝ち点「16」の10位に低迷しており、首位のアーセナルとは既に「14」ポイントの差が付いている。こうした現状を受け、ポチェッティーノ監督は来る1月に幕を開ける冬の移籍市場での補強を希望しているとのこと。チームの得点力を改善するべく、最前線に一線級のストライカーを加えたいと考えているようだ。

 かねてから関心が報じられているのがナポリで活躍中のオシムヘン。24歳のナイジェリア代表FWは2020年9月にリールから加入すると、センターフォワード(CF)の主軸に定着し得点を量産。在籍3年目の昨シーズンは公式戦通算31ゴールを記録し、チームの33年ぶり3度目のセリエA制覇や初のチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出に大きく貢献した。今シーズンもここまで公式戦11試合に出場し6ゴールをマークしている。

 今回の報道によると、チェルシーはオシムヘンを今後の補強における“トップターゲット”に据えているとのこと。同選手との契約を2025年6月末まで残すナポリは移籍金として1億ポンド(約188億円)以上を要求すると見られているが、チェルシーも多額の資金を注ぎ込む可能性が高いという。現時点では1月の移籍市場での獲得の可能性はそれほど高くないものの、ロンドンの名門は今後もその動向を注視していくようだ。なお、オシムヘン本人はチェルシーでのプレーに興味を示しているとも報じられている。

 今シーズンはナポリとの関係悪化も噂され、欧州のメガクラブだけでなくサウジ・プロフェッショナルリーグ勢からの関心も明らかになっているオシムヘン。今後の動向に大きな注目が集まる。

サッカーキング

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