【平和島ボート ヴィーナスシリーズ第18戦】香川素子 道中逆転で波乱のレース制し今年初優勝

2024年11月30日(土)17時16分 スポーツニッポン

  ボートレース平和島の6日間シリーズ「マクール杯・ヴィーナスシリーズ第18戦」は30日、12Rで優勝戦が行われ、香川素子(47=滋賀)が道中逆転の決まり手「抜き」で1着。昨年12月27日のびわこ男女W優勝戦以来となる通算28回目の優勝を、オール3連対で飾った(平和島では2014年8月19日のG3オールレディース以来2回目)。2着に高石梨菜、3着に川井萌が入り、3連単<1><6><3>は1万3870円(44番人気)の高配決着。なお5コースから差して先行した大豆生田蒼は1周2マークで振り込み転覆、後続の豊田結が避け切れず落水したため妨害失格となった。

 表彰インタビューで香川は「早過ぎたんで落としちゃいました」とコンマ08の仕掛けを振り返る。一方、カド4コースの武井莉里佳が06のトップスタートから伸ばして捲り勝負。これを受け止めた分、1周1マークの香川は流れて大豆生田の5コース差しを許す形となった。

 続く2マークは「5(大豆生田)が差すんだったら外を回ろうと思ったけど“あっ、行くんだ”と思って差しました」と冷静にターン。大豆生田が妨害失格となり、豊田が落水するアクシデントで高石が先頭に浮上するも、その内を突いた香川が2周1マークで差を広げ、今年初優勝を確定づけた。

 前節の「ヤングVSベテランバトル」(16〜21日)に出走した息子・颯太から「これが出ている」と言われた72号機を引き当て「足は良かったです」と充実のパワーも味方した。

 「いっぱい手を振ってもらって、うれしかったです」と平和島のファンに感謝した香川の次走出場は、12月8日から13日までの下関G3オールレディース「ジュエルセブンカップ」を予定している。

スポーツニッポン

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