「驚異的な数字を残した」松井裕樹の”クローザー実績”にヤ軍専門メディアが注目!キャリア10年で236セーブは「良いピースになる」

2023年12月2日(土)6時30分 ココカラネクスト

ブルペン補強が必要なヤンキースが松井に関心を示しているようだ(C)Getty Images

 今オフ、例年以上に日本人投手の名前が米球界の移籍市場で話題になる中、楽天の松井裕樹にも熱視線が注がれている。

 松井はシーズン終了直後にメジャー移籍の意思を示しており、11月9日には海外FA権行使を正式に表明。シーズン中よりMLB関係者からの注目を集めており、現在も国内外でその去就には高い関心が寄せられている。キャリア10年目となった今季は、自己最多となる39セーブをマークし、3度目の最多セーブタイトルも獲得。通算236セーブなどリリーフでの輝かしい実績を引っ下げ、いよいよ海を渡り最高峰の舞台を目指す。

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 もちろん、メジャーの舞台でもクローザーとしての活躍が見込まれる左腕に対し、米国内での前評判も高い。ヤンキース専門メディア『SBNATION Pinstripe Alley』が現地時間11月30日(日本時間12月1日)に松井の特集記事を配信。来季に向け、投手陣の補強を目指すヤンキースの獲得候補に挙げている。

 同メディアは「28歳のユウキ・マツイは10シーズンを東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーし、過去2シーズンは元ヤンキースのマサヒロ・タナカとチームメイトだった。入団当初の2014年にはスウィングマン(先発、リリーフ両方をこなす投手のこと)的な役割でキャリアをスタートさせたが、それ以降のシーズンは主にブルペンで過ごし圧倒的な成績を残している」と記し、これまでのスタッツを紹介。その中では最も良かったシーズンとして2021年の成績を挙げ「40イニング以上を投げて自責点3という驚異的な数字を残した」と綴っている。

 さらに「ヤンキースはマツイをスカウトする球団のひとつと報じられているが、他のメジャーリーグ球団だけでなく、いくつかの競争に直面することになるだろう」と予想。さらに、「マツイはMLBへの飛躍にかなり興味があるようだ」と指摘しており、その上で「投球のレパートリーをMLBに適したものにしようとする試みだけでなく、過去にMLB数球団のフロントで働いていたアメリカ人のブライアン・ミンニティ代理人を雇った。これは、彼が移籍を熱望していることを示す可能性がある」と松井のメジャー移籍への意識にも言及。

 トピックでは、身長が174㎝であることなど松井の体格に懸念も示しているものの、ヤンキースがスカウトを行なってきたことなども説明しながら「ブルペンは補強の必要性がある」と主張。その上で「彼はチームにとって良いピースになるだろう」と見通している。

 松井にはヤンキースの他、カブスやレッドソックス、カージナルスなども獲得に動くと囁かれている。12月を迎え、オフシーズンの米球界も少しずつ動きをみせる中、28歳左腕の新天地決定もそう遠くはないかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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