「夢を見ることを許してくれて、ありがとう」アウェイサポーターが追悼バナーを掲揚

2018年12月2日(日)13時35分 サッカーキング

アウェイのワトフォードサポーターが故レスター会長へバナーを掲揚した [写真]=Getty Images

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 レスターは、本拠地で行われたワトフォード戦で、ワトフォードのサポーターに無料の食べ物と飲み物を提供した。なぜなら、ワトフォードのサポーターがヘリ墜落事故で亡くなったヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長を追悼するバナーを掲揚したからだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が1日に伝えている。

 12月1日、プレミアリーグ第14節でレスターはワトフォードと対戦。2−0で勝利をおさめた。ヘリ墜落事故後にレスターの本拠地で行われる2試合目だった同試合の前には、ワトフォードサポーターがサプライズで追悼バナーを掲揚。そのバナーには次のように書かれていた。

「夢を見ることを許してくれてありがとう、ヴィチャイ、安心してお休み下さい」

 また、2つ目のバナーには、墜落事故で亡くなった会長以外の4人の名前が掲載されていた。

 さらに、ワトフォードサポーターのグループによるムーブメントで、レスターの財団に1700ポンド(約25万円)を超える寄付金が寄付されたという。

 試合後、『スカイスポーツ』のインタビューに応じたレスターのクロード・ピュエル監督は、「素敵なバナーを見せてくれたワトフォードファンへ感謝したい。会長への素晴らしいサポートであり、素晴らしい感情だった」と感謝を述べている。

サッカーキング

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