佐藤琢磨が2021年『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝く。JAF表彰式でスポーツ庁室伏長官から表彰

2021年12月3日(金)20時24分 AUTOSPORT web

 12月3日に東京都内のホテルで開催された『JAFモータースポーツ表彰式』において、2021年の『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』としてインディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨が選出され、スポーツ庁長官の室伏広治氏から表彰を受けた。


 ドライバー・オブ・ザ・イヤーとは、JAFモータースポーツ振興委員会によってノミネートされた候補者のなかから、その年に最も輝いたモータースポーツ競技参加者をJAF会員の投票にて決定し、最多投票数を獲得した競技参加者を、その年の“ドライバー・オブ・ザ・イヤー”として表彰するものだ。


 そんな2021年のドライバー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた琢磨の表彰が、12月3日に行われたJAFモータースポーツ表彰式で行われた。壇上に上がった琢磨は、スポーツ庁室伏長官からドライバー・オブ・ザ・イヤーのトロフィーを受け取ると、以下のように喜びを語った。


「本日はこのような栄誉あるドライバー・オブ・ザ・イヤーを受賞させて頂き本当にありがとうございます。本日、ファンを代表して来られている方、そしてJAF会員のみなさま、本当にたくさんの投票があって受賞することができたことをとても嬉しく思います」


「まだ世界中がコロナ禍に立ち向かっているなか、レース活動を続けることができたことも、ファンのみなさま、そして応援してくださる関係者みなさまのおかげです。本当に感謝しています」


「また、本日お集まり頂きましたチャンピオンのみなさま、誠におめでとうございます。自分も海外で活躍しつつも、JAFのこのような栄誉ある賞を頂くことができまして本当に嬉しいですし、これからの日本のモータースポーツをさらに盛り上げていけるべく、そして若手育成に携わっている立場からになりますが、これからも若手が海外に挑戦していく姿にエールを送りたいと思います。本日は誠にありがとうございました」

ドライバー・オブ・ザ・イヤーへの喜びを語る佐藤琢磨


 また、琢磨にトロフィーを授与したスポーツ庁の室伏長官も壇上で琢磨に祝福の言葉を掛けると同時に、モータースポーツへの思いを語った。


「佐藤選手、このたびは誠におめでとうございます。(ドライバー・オブ・ザ・イヤーは)今年初めて設立された賞だということを伺っておりますが、ドライバー・オブ・ザ・イヤーということで、ますますのご活躍を祈念しております。頑張って下さい」


「私もモータースポーツの大ファンでございまして、二輪も四輪も、みなさん本当に素晴らしいご活躍されている姿を見て勇気を貰っています」


「今年はオリンピック・パラリンピックが行われましたが、モータースポーツは、スポーツ庁にとっても、日本にとっても大変重要なスポーツだと考えております。ぜひ、みなさまと一緒にまた盛り上げていきたいという風に思っております」


「特にコロナ禍で大変な状況ですが、こういった本日の賞など、明るいニュースがまた日本を元気をしてくれるのではないかと思います。佐藤選手、改めましておめでとうございます。そして頑張って下さい」

JAFモータースポーツ表彰式に来場したスポーツ庁室伏広治長官
ドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝いた琢磨を祝福する室伏長官
壇上に上がった佐藤琢磨
2021年のドライバー・オブ・ザ・イヤーに輝いた佐藤琢磨
ドライバー・オブ・ザ・イヤーの表彰で壇上に上がった4名
抽選で選ばれたJAF会員の1名に佐藤琢磨からサイン入りキャップが送られた

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