札幌、今季最終戦は浦和に敗れる…ラストマッチの小野伸二は22分までプレー

2023年12月3日(日)16時1分 サッカーキング

現役ラストマッチとなった小野 [写真]=清原茂樹

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 明治安田生命J1リーグ最終節(第34節)が3日に行われ、北海道コンサドーレ札幌と浦和レッズが対戦した。

 ホーム最終戦となる11位札幌では荒野拓馬や浅野雄也、小柏剛らが先発出場。さらに、今シーズン限りの現役引退を発表している44歳の小野伸二もキャプテンマークを巻いてスタメンに名を連ねた。小野にとってはこれが今季リーグ戦初出場となり、J1リーグでの出場は2022年5月25日の柏レイソル戦以来となったほか、先発での出場は2012年7月28日の横浜F・マリノス戦以来、11シーズンぶりとなった。

 なお、データサイト『OPTA』によると、44歳67日の小野は、三浦知良(54歳12日)、中山雅史氏(45歳62日)に次いで、J1史上3番目となる年長記録での出場を果たしたという。

 一方、最終節での3位浮上を目指す4位浦和では西川周作やアレクサンダー・ショルツ、伊藤敦樹らが先発出場したほか、今シーズン限りでの現役引退を発表しているホセ・カンテもスタメンに名を連ねた。

 小野は華麗なワンタッチから前線へのパスを送って駒井善成のシュートチャンスを作ったほか、セットプレーのキッカーを務めてチャンスを演出したものの、得点に関与することはできず。両チームから拍手を送られながら、22分にスパチョークとの交代で笑顔を見せながらピッチを後にした。

 試合は前半をスコアレスで折り返すと、58分にショルツがPKを決めて浦和が先制に成功した。さらに72分にはホセ・カンテの頭での繋ぎから中島翔哉がDFを背負いながら、左足を振り抜き、浦和がリードを2点に広げた。

 試合はこのまま終了。この結果、勝利した浦和はリーグ戦4試合ぶりの白星で今季を締めくくった。一方、札幌は小野の現役ラストマッチとなった一戦を勝利で終えることができなかった。

【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 0−2 浦和レッズ

【得点者】
0−1 58分 アレクサンダー・ショルツ(PK/浦和レッズ)
0−2 72分 中島翔哉(浦和レッズ)

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