オリジが劇的決勝弾! リヴァプール、ウルヴスに大苦戦も暫定首位浮上

2021年12月5日(日)1時56分 サッカーキング

ウルヴァーハンプトンとリヴァプールが対戦した [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第15節が4日に行われ、ウルヴァーハンプトンとリヴァプールが対戦した。リヴァプールのMF南野拓実はベンチスタートとなり、出番は訪れなかった。

  同日に行われた第15節で首位チェルシーが敗れ、勝利すれば暫定首位に浮上する3位リヴァプールは32分にチャンスを迎える。ペナルティエリア右でトレント・アレクサンダー・アーノルドがボールを受けると、ジョーダン・ヘンダーソンが大外を回るデコイの動きで相手の注意を引きつけ、空いたスペースを生かしてアレクサンダー・アーノルドが浮き球で折り返す。ゴール前で古巣対戦のディオゴ・ジョッタが頭で合わせたが、わずかに枠を外れた。

 リヴァプールは38分にも決定的なチャンスを生み出す。ジョッタのスルーパスに抜け出したアンドリュー・ロバートソンがペナルティエリア左からグラウンダーで折り返したが、飛び込んだサディオ・マネとモハメド・サラーはボールに合わせられない。前半はお互いに得点が生まれず、スコアレスで折り返す。

 60分、リヴァプールに絶好機が訪れる。自陣からアレクサンダー・アーノルドが前方に放り込むと、飛び出してきた相手GKジョゼ・サはボールを触れず、ジョッタがこぼれ球を回収。ゴールの目の前まで運んで左足を振り抜いたが、カバーに入った相手DFコナー・コーディのブロックに阻まれてネットを揺らすことはできない。

 攻め続けるリヴァプールは87分、コーナーキックの流れからペナルティエリア左でマネがシュートを放つが、相手GKジョゼ・サのファインセーブに阻まれる。

 それでも後半アディショナルタイム4分、ついに試合の均衡が破れる。フィルジル・ファン・ダイクのロングフィードを右で受けたサラーは、加速で相手DFをはがすと、右からグラウンダーで折り返す。ゴール前で受けたディヴォック・オリジは、振り向きざまに左足を振り抜いてゴールに突き刺した。

 途中出場のオリジが挙げた1点が決勝点となり、リヴァプールが1−0で勝利。ウルヴァーハンプトンは4試合ぶりの黒星、リヴァプールは4連勝となった。リヴァプールは勝ち点を「34」に伸ばし、チェルシーをかわして暫定首位に浮上した。

 ウルヴァーハンプトンは次節、11日にマンチェスター・Cと対戦する。リヴァプールは7日にチャンピオンズリーグでミランと戦い、11日にはクラブレジェンドのスティーヴン・ジェラード氏が率いるアストン・ヴィラとリーグで対戦する。

【スコア】
ウルヴァーハンプトン 0−1 リヴァプール

【得点者】
0−1 90+4分 ディヴォック・オリジ(リヴァプール)

サッカーキング

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