スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テスト1日目午後は悪天候のなか松下信治がトップタイム

2021年12月7日(火)16時19分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の鈴鹿合同テストは12月7日、三重県の鈴鹿サーキットでテスト1日目午後のセッション2が行われ、ヘビーウエットのなか松下信治(B-MAX RACING TEAM)が1分53秒800をマークしトップタイムで終えた。ただタイムは差があり、周回数も少ないセッションとなった。


 8時45分からスタートした午前のセッション1の後、スーパーフォーミュラ・ライツのセッション3をはさみ、14時にスタートしたスーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストの1日目午後のセッション2。ただ、スーパーフォーミュラ・ライツの走行時から雨脚はやや強く、開始から13分というところで、雨脚が強まったため全車がピットに戻ることに。しばらく1台も走行しないシーンがあった。


 そんな午後のセッションでは、午前から車両の乗り換えが複数あった。まずROOKIE Racingの14号車は、午前にドライブした中嶋一貴に代わり、レギュラーの大嶋和也が乗車。またKCMGの18号車には、スーパーフォーミュラ初ドライブとなる三宅淳詞が乗り込んだ。


 また当初のリストにはなかったが、TCS NAKAJIMA RACINGでは大湯都史樹が1号車をドライブ。この午後のセッションでは山本は乗り込まず、また関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)も走行しなかったため、17台が走行した。


 断続的に雨脚が強まり、各車ピットアウトしてもすぐに戻ってきてしまうような状況のなか、開始からちょうど30分というところで、その直前に1分54秒916にタイムを更新したばかりの山下健太(KONDO RACING)が1コーナーアウト側でストップ。このセッション1回目の赤旗が提示された。


 再開後もヘアピンで三宅がコースオフを喫するシーンもあるなど、スリッピーな状況は続いたが、開始から1時間が近づく頃になると松下信治(B-MAX RACING TEAM)が1分53秒800をマークした。


 ただ終盤の残り30分が近づくころになると雨脚もさらに強まり、コース上は1〜2台のみが走行することに。最終的に松下のタイムが首位で、阪口晴南(INGING MOTORSPORT)、山下、牧野任祐(DANDELION RACING)、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)というトップ5となった。

阪口晴南(INGING MOTORSPORT)
山下健太(KONDO RACING)
スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストに参加した三宅淳詞(KCMG)
スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストで1号車をドライブした大湯都史樹
スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストに参加した三宅淳詞(KCMG)
大津弘樹(DANDELION RACING)
三宅淳詞(KCMG)

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