Moto3クラスに2年間参戦した真崎一輝がレース活動の引退を表明

2020年12月9日(水)23時49分 AUTOSPORT web

 12月9日、2018〜2019年にロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦した経験を持つ真崎一輝が自身のSNSでバイクレーサーとしての活動を引退すると発表した。


 3歳からバイクレースを始めた真崎は、MotoGPライダーになることを目指して世界を舞台に戦った現在20歳のライダーだ。


 2015年に全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスに参戦してランキング2位、アジア・タレントカップではランキング3位を獲得すると、2016年はアジア・タレントカップで7位、FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権で10位となった。


 2017年はレッドブルMotoGPルーキーズ・カップでチャンピオンに輝き、FIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権でランキング6位を獲得すると、スポット参戦したロードレース世界選手権の第18戦バレンシアGPでMoto3クラスのデビューを飾り入賞圏内の10位でフィニッシュした。


 2018年からはBOE Skull RiderでKTMのマシンを駆りMoto3クラスにフル参戦の切符を掴んだが、1年目はランキング31位、2年目は27位と成績が伸びず、2020年はTeam LaGlisseからFIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権に戻ってロードレース世界選手権の復帰を目指してランキング9位に入った。

2019年Moto3クラス:真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)


 しかし、2年間参戦したロードレース世界選手権のMoto3クラス、再挑戦したFIM CEV Repsol Moto3ジュニア世界選手権で結果を残すことができなかったことから、目標としたMotoGPクラス参戦の夢が厳しくなった真崎は現役引退を発表した。


 これからの活動は明かされていないが、選手ではなく応援する側としてサーキットに現れる可能性があるという。



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