「蹴りたい奴が蹴ればいい」物議を醸した”PK論争”に本田圭佑が持論!練習量にも言及「10回くらいでいい」

2022年12月11日(日)11時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 カタールワールドカップは決勝トーナメントに突入し、試合はさらに熱を帯びている。日本代表も鮮烈なパフォーマンスを披露しグループリーグを突破するも、16強の戦いで惜しくもクロアチア代表に敗れ大会を去ることとなった。

 日本のサポーターは、120分の激闘後でのPK戦敗退という結果により、W杯で勝ち抜くことの難しさを痛感させられることに。さらに試合直後より、日本が3本のPKを止められた原因などを問う声がファン、関係者の間で持ち上がった。

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 キッカーの順番を直前に決めたと伝えられたことも物議を醸しており、また大会前からの練習量など準備不足を指摘する声も聞かれるなど、「運」の要素が強いとされてきた決着方法に、さまざまな意見が寄せられることとなった。

 そして、代表OBの1人も今回の結果を踏まえ、その議論に加わっている。

 日本代表としてW杯3度の出場経験を持つ本田圭佑が自身のYouTubeチャンネルで、PKについて持論を展開した。本田は、日本代表のクロアチア戦での『立候補制』だったことについては「僕は良いと思いますよ。蹴りたい奴が蹴ればいい」とコメントしており、練習量についても「PKはある程度のレベルまでいくと練習の量は関係ない」と見解。

 さらに「両チームともキーパーがトップレベルであり、(キッカーが)ボールを強く蹴ることができればアマチュアのチームが代表を負かすことが出来る。それは120分のゲームでは絶対に起こらない」と述べている。

 また、同じくPK戦で敗退となったスペイン代表の話題では、監督がキッカーを指名し事前に1000本のPK練習を行ってきたという情報に触れ「だからPKはそういうもの」と語り、運が結果に影響を及ぼすことを強調し、その上で「(練習は)10回くらいでいい」と付け加えた。

 今大会、決勝トーナメントでは日本、スペインの他、オランダ、ブラジルもPK戦の末に敗れた。世界を制するほどの強豪国もその怖さを味わうこととなり、本田が語るように残酷な結末が展開されている。しかし、これもサッカーという競技から伝わる醍醐味の一つであることは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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