トッテナム、ECLレンヌ戦の代替開催は行われず…0-3没収試合扱いか

2021年12月11日(土)19時11分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 欧州サッカー連盟(UEFA)が、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・グループG第6節トッテナム対レンヌ戦に関する声明を発表した。11日にイギリスメディア『アスレティック』などが伝えた。

  トッテナムは8日までに選手8名、スタッフ5名が新型コロナウイルスの陽性反応を示した。同クラブは9日に行われる予定だったレンヌ戦の延期をUEFAに要請し、UEFAが例外的に同試合の延期を認めていた。

 代替開催日については調整中とされていた。しかし、両クラブが日程で合意できず、試合は中止が決まったようだ。UEFAは次のような声明文を掲載し、判断をUEFA管理・倫理・懲罰機関に付託することを決定した。

「UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ規則の付属書Jに従い、UEFAは両クラブと協力して、グループステージを確実に終了させるために、試合の日程を変更するための実行可能な解決策を見つけようとしました」

「残念ながら、あらゆる努力にもかかわらず、両クラブにとって有効な解決策は見つかりませんでした。その結果、試合は行われなくなり、この問題はUEFA管理・倫理・懲罰機関に付託されることになりました」

 ECL規則の付属書Jでは、「定められた最終期限内に試合を再設定することができない場合、試合を行うことができないクラブは、試合が行われなかった責任を負うことになり、試合はUEFA管理・倫理・懲罰機関によって没収が宣言され、0−3で負けたものとみなされる」と記載されており、トッテナムの0−3敗戦扱いとなる可能性が濃厚だ。

 ECL・グループGでは、1試合未消化のレンヌが勝ち点「11」で1位、全試合消化のフィテッセが勝ち点「10」で2位、1試合未消化のトッテナムが勝ち点「7」で3位となっている。トッテナムはレンヌ戦が没収試合となった場合、グループステージ敗退が決定する。

 なお、トッテナムは12日に予定されていたプレミアリーグ第16節ブライトン戦も延期が決定している。

サッカーキング

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