ルイス・ファビアーノが現役引退を発表…セビージャのUEFAカップ連覇などに貢献

2021年12月11日(土)22時10分 サッカーキング

セビージャ時代のルイス・ファビアーノ [写真]=Getty Images

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 元ブラジル代表FWルイス・ファビアーノが現役引退を発表した。

 現在41歳のL・ファビアーノは2017シーズンまでヴァスコ・ダ・ガマに在籍していたが、2018年2月にひざの負傷を理由に退団して以降はフリーが続いていた。そんな同選手は10日に自身の公式インスタグラム(luisfabianooficial)で引退を発表。次のようなビデオメッセージを投稿し、引退決断の理由に負傷の影響を挙げている。

「この時が来てしまった! この4年間、僕は何よりも愛するものに戻ってくるため、自分自身の体と戦い続けてきた。治療、トレーニング、強化に多くの時間を費やし、2回の手術も行った。だけど、結局はこの勝負に勝つことができなかったんだ」

 L・ファビアーノはポンチ・プレッタでデビュー後、レンヌやサン・パウロ、ポルトなどに在籍。2005年夏にセビージャへ完全移籍すると、同クラブのエースとして活躍した。

 セビージャでは公式戦通算225試合の出場で104ゴールを記録。2005−06シーズン、06−07シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)連覇、06−07シーズンと09−10シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)制覇、06−07シーズンのUEFAスーパーカップ優勝、07−08シーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝などに貢献した。

 2011年3月にサン・パウロへ復帰すると、2016シーズンは天津権健、2017シーズンはヴァスコ・ダ・ガマでもプレーした。しかし、同シーズン終了後にヴァスコ・ダ・ガマを退団して以降はフリーが続いていた。

 ブラジル代表では2003年にデビューを飾り、45試合で28ゴールを記録。コパ・アメリカ2004では全6試合の出場で2ゴールを挙げ、母国の優勝に貢献した。また、FIFAワールドカップ南アフリカ2010では準々決勝までの全5試合にスタメン出場し、3ゴールを記録した。

サッカーキング

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