調子の上がらないチェルシー…指揮官は補強の必要性を示唆「何か欠けている」

2023年12月11日(月)9時35分 サッカーキング

チェルシーを率いる(左)ポチェッティーノ監督 [写真]=Getty Images

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 チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、来年1月の移籍市場でのさらなる補強の必要性について言及した。10日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 チェルシーは10日に行われたプレミアリーグ第16節でエヴァートンと対戦したものの、54分に先制点を許すと、後半アディショナルタイムにも失点し、0−2で敗戦。今季リーグ戦初の連敗を喫し、12位に転落した。この結果、今季7敗目(5勝4分け)となり、首位リヴァプールとは勝ち点差「18」となっている一方、最下位シェフィールド・ユナイテッドとは「11」差、降格圏内となる18位ルートン・タウンとは「10」差と、下位の方が近い状況となっている。

 試合後、ポチェッティーノ監督は「改善しなければならない。4、5カ月、つまり16試合を終え、そろそろ評価する時期だという話をしていた。今日はすべてのチャンスをものにすることができなかった。試合に勝ちたいなら得点する必要があるし、順位表で違う位置にいたいなら得点する必要がある」と得点力不足を嘆きながら、次のように続けた。

「難しいエヴァートンという相手に試合を支配していいプレーをした。エヴァートンを評価すれば、私たちは彼らよりもはるかに優れていたと思うので、全面的に称賛に値する。しかし、最終的には得点をする必要がある。そうしなければ、相手に自信を与えてしまうし、ミスをせずに96分を過ごすというのは不可能だからだ」

 2022年5月にトッド・ベーリー共同オーナーによって買収されたチェルシーは3度の移籍市場で10億ポンド(約1820億円)以上の補強費を費やしているものの、12位に終わった昨シーズンに続いて今シーズンも低迷している。

 このような状況のなか、ポチェッティーノ監督は「これから今シーズン開幕から今日までの大規模な評価が行われるだろう」と語り、来年1月の移籍市場でさらなる補強が必要であることを示唆した。

「移籍市場が開いたら、私たちは何ができるか考えるだろう。選手の人数を増やすとか、減らす必要があるとかは言わないが、認識が現実と一致するか確認しなければならない。ここに期待があるのか、現実があるのかなどをね。なぜなら、私たちは真ん中の何かが欠けてしまっている。それが現実であり、私たちは現実を改善する必要があるかもしれないからね」

 直近5試合でわずか1勝(1分け3敗)しか挙げることができていないチェルシーは次節、16日にホームで最下位シェフィールド・ユナイテッドと対戦するが、果たして3試合ぶりの勝利を収めることはできるのだろうか。

サッカーキング

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