MotoGPプロモーターが2019年スタートの電動バイクレース『Moto-e』はエネルジカのワンメイク

2017年12月13日(水)14時25分 AUTOSPORT web

 MotoGPをプロモートするドルナスポーツは12月12日、2019年からの開催を目指している電動バイクによるチャンピオンシップ、『Moto-e World Cup(Moto-eワールドカップ)』において、イタリア・モデナに本拠地を構える電動バイクメーカー、エネルジカ・モーターカンパニーのスーパーバイク『エゴ』がワンメイク車両として供給されると発表した。


『Moto-e World Cup(Moto-eワールドカップ)』はエグゼクティブディレクターにミシュランのテクニカルディレクターを務めた経験を持つニコラス・グベール氏が就任。2019年からのシリーズ開催を目指しており、MotoGPなどと同じく、ドルナスポーツがシリーズプロモーターを担っている。


 FIM会長のビト・イッポリトは「FIMとして新たな技術と『Moto-eワールドカップ』の発展をサポートすることができてとても光栄だ」とコメントしている。


「エネルジカはこの分野の専門家として信頼がおけるし、ドルナの評価も高い。我々は成功への道を切り開いていると確信している」


『Moto-eワールドカップ』という新しいシリーズへのバイク供給が決まったエネルジカ・モーターカンパニーのリビア・セボリーニCEOは「我々はドルナによって選ばれたことを誇りに思っている」とコメント。


「我々はすでにこのプロジェクトへの取り組みを開始している。我々の歴史はレースに由来し、レースへの情熱が衰えることはない。Moto-eはすばらしいプロジェクトで、我々がレースに関わって以来望んでいたことだ。これまで培ってきた経験とドルナのおかげで専門的に関わることができる」


 また、ドルナスポーツのカルメロ・エスペレータCEOも次のようにコメントしている。


「『Moto-eワールドカップ』はドルナにとって新しく、おもしろいプロジェクトだ。その新しいチャンピオンシップにエネルジカをサプライヤーとして迎えることを発表でき、大変誇らしく思っている。(エネルジカの)卓越性や品質、パフォーマンスを信じているし、『Moto-eワールドカップ』の船出にこれ以上すばらしいコラボレーターはいないと思う」


「エネルジカは業界をリードする革新的な会社であり、ともに電気自動二輪車によるすばらしいレースを行うことが楽しみだ」


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