ソシエダが久保建英の退団に備えて後釜を獲得準備か!?「モロッコの才能に賭けることになるだろう」

2023年12月13日(水)12時13分 ココカラネクスト

久保はインテル戦に先発出場し、CL首位通過に貢献した(C)Getty Images

 今季、ラ・リーガで輝きを放ち、ビッグクラブへの移籍の可能性も囁かれている、レアル・ソシエダの久保建英。首位通過をかけて戦った現地時間12月12日のチャンピオンズリーグ・インテル戦では、シュミレーションでPKが取り消され、イエローカードを受けたものの、試合は引き分けに持ち込み、首位通過に貢献した。

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 また、現地時間9日のリーグ戦では、ビジャレアル相手に全ての得点に関与し、3-0の勝利に導いている。相変わらずチームの主軸として存在感を示す久保だが、高いパフォーマンスを披露することにより、ステップアップとなる移籍が現実味を帯びてくることも明らかだ。すでに、冬の移籍市場や来年夏を見据えてのオファーの噂も途絶えることはない。

 そして、レアル・ソシエダがすでに、日本人MFの“後釜”となる選手獲得に着手しているものと、スペイン国内メディアより伝えられている。

 現地時間12月11日(同12日)、サッカーサイト『ELGOLdigital.com』が、久保の移籍に備えるレアル・ソシエダが、他クラブからの新たなウインガーを獲得候補に挙げていると報じた。

 同メディアは、来年夏、久保の古巣であるレアル・マドリーへの復帰の可能性を示唆し、その上で「彼ら(レアル・ソシエダ)はすでに有能な後任を探している。クラブの経営陣は、日本人選手の退団の可能性を考慮し、モロッコ出身の新しい才能に目を光らせている」と指摘。現在はベルギーリーグ、ゲンクでプレーする、ビラル・エル・カンヌスであると明かしている。

 ビラル・エル・カンヌスは、モロッコ代表として2022年のカタールワールドカップの出場実績もある19歳。今季もゲンクで背番号10を背負いレギュラーとして試合出場を続け、リーグ戦では3得点をマーク。同メディアも「レアル・マドリーがアジア人選手の獲得に興味を示していることで、イマノル・アルグアシル率いるクラブは防備を固めなければならない。そのため、彼らはモロッコサッカー界の新しい才能に賭けることになるだろう」と綴るなど、久保の後を引き継ぐことへの期待も示している。

 また、現在もチームの核となっている背番号14の今後にも「レアル・ソシエダでのクボに何が起こるか、当面は将来が期待されるトップレベルの選手に注目することになるだろう」として、去就への関心がさらに高まっていくものと見通している。

 スペインを中心に、欧州ではグラウンド外のニュースでも、久保の名前が飛び交う状況が続いている。代役となる存在も指摘されるなど、ビッグクラブ移籍の話題はさらに具体的なものとなってきているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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