B1リーグ・三河、横浜との接戦を制す

2022年12月15日(木)18時9分 ココカラネクスト

 12月14日(水)、シーホース三河は、横浜ビー・コルセアーズとのナイトゲームに本拠地のウイングアリーナ刈谷で臨んだ。

第1Qは開始早々に相手に先制を許すが、すぐさま西田、ガードナー、角野が3連続3Pシュートを決め、逆転する。その後もガードナーが計13得点を荒稼ぎ、21−15と6点リードして終える。

迎えた第2Qも勢いを保持。ローレンスの3Pシュート、シェーファーのゴール下、ローレンスのフリースローと多彩な攻撃も光り、36−29で折り返す。

しかし横浜も引き下がらない。第3Qはオフェンスにリズムが生まれず、ガードナーがファウルトラブルなどもあり、一時43−46と逆転を許す。その後、長野が残り51秒で3Pシュートを決め、49−48と僅差のまま最終ステージに突入する。

最終第4Qは長野、柏木の連続3Pシュートでリードを広げるが、横浜もオリバー、ジャクソンが得点と譲らず。その後も一進一退の攻防を続けるが、最後は観客のディフェンスコールの後押しも受け、ボーナススローを確実に決めて69−65で振り切った。

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—試合結果—
2022年12月14日(水)
三河 〇 69 – 65 ● 横浜BC
(三河通算成績 8勝11敗)

1Q 三河 21–15 横浜BC

好調ガードナー 3本の3Pシュートを含む13得点

スターティング5は、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

横浜BC #15オリバーに先制されるが、#19西田、#54ガードナー、#18角野の3連続3Pシュートで9-2と逆転する。

横浜BC#10ジャクソン、#1アウダにインサイドから得点を許して14-13まで追い上げられるが、シュートタッチ好調の#54ガードナーが3本目の3Pシュートで突き放す。その後も#54ガードナーは1on1、ワンマン速攻と計13得点を稼ぎ、6点リードして1Qを終える。

2Q 三河 36–29 横浜BC (三河 15–14 横浜BC)

前半だけで8本の3Pシュートを沈め、7点リードで後半へ

スタートは、#1中村、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#21橋本、#22シモンズ。

#1中村の3Pシュートで幸先の良いスタートを切ると、開始4分に#9ローレンス Ⅱの3Pシュートで29-18と二桁リードを作る。

横浜BC #18森井の3Pシュート、#10ジャクソンのバスケットカウントで追撃を許すが、#3柏木を投入してゲームを整えると、#7長野の3Pシュート、#32シェーファーのゴール下、#9ローレンス Ⅱのフリースローで36-26と二桁リードを取り戻す。良い流れのまま、7点リードで試合を折り返す。

3Q 三河 49–48 横浜BC (三河 13–19 横浜BC)

ディフェンスで我慢し、1点リードして最終Qを迎える

スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

立ち上がりはオフェンスにリズムが生まれず、横浜BC にインサイドを支配されて3点差に詰め寄られる。#18角野の3Pシュートで持ち直すが、横浜BC #15オリバーのファストブレイクで 39-37と肉薄される。

#54ガードナーがファウルトラブルに陥る中、開始4分半に43-46と逆転を許すが、すぐに#9ローレンス Ⅱの3Pシュートで同点に追いつき、粘り強いディフェンスで約4分間46-46のまま持ち堪える。残り51秒に#7長野が3Pシュートで勝ち越し、1点リードで最終Qへ突入した。

4Q 三河 69–65 横浜BC (三河 20–17 横浜BC)

アリーナ一丸で接戦を勝ち切る

スタートは、#3柏木、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#21橋本、#22シモンズ。

#7長野、#3柏木の連続3Pシュートでリードを広げるが、横浜BC も#15オリバー、#10ジャクソンの得点で譲らず、58-57の1点差でオフィシャルタイムアウトを迎える。

#3柏木との息の合ったプレーで#54ガードナーが決めて前に出ると、さらに#54ガードナーは1on1からフェイダウェイをねじ込んで4点のリードを奪う。横浜BCは3Pシュートで食い下がるも、観客のディフェンスコールの後押しを受けて粘り強いゾーンディフェンスでリードを守り、ボーナススローを確実に決めて69–65で逃げ切った。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

今日は横浜さんの日本人選手が、何人か怪我をしたり体調が悪いということで欠場されて、ミーティングの時、選手に少し“油断の顔”が見えました。

前半は36点と、ディフェンスで抑えることができたのですが、オフェンスでは早打ちしたり無理なターンオーバーや、無理なシュートがあり、ハーフタイムに“今日の試合は危ないよ”と伝えました。

相手の外国籍選手と帰化選手が4人いて、我々は#22シモンズ選手も慣れていないところがあるし、#9ローレンスⅡ選手も万全ではないし、メインでは#54ガードナー選手しかいないという中で、“油断したらやられるよ”という話をしました。

案の定、外国籍選手のところでリバウンドが圧倒的に負けてしまうので、そこを頑張らないといけなかったです。

4Qの勝負どころではリバウンドはしっかり取れていたのですが、途中でリバウンドで繋がれたりインサイドを制されている感じがありました。

そこでゾーンディフェンスをやるしかないなということでやった結果、4Qをリードできたのが大きかったと思います。 本当はマンツーマンで通したかったんですが、リバウンドで負けているのとファウルトラブルがあったので結果的には良かったです。

苦しい試合だったんですが、なんとか勝てて良かったです。

ココカラネクスト

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