『レンジローバー・イヴォーク』にも21年モデル登場。ディーゼルMHEV搭載と運転支援を強化

2020年12月17日(木)11時20分 AUTOSPORT web

 ジャガー・ランドローバーを代表するハイエンドSUVブランド、RANGE ROVER(レンジローバー)の末弟『EVOQUE
(イヴォーク)』に、2021年モデルが導入され、最新の2リッター直列4気筒INGENIUM(インジニウム)ディーゼルとMHEV機構のパワートレインが追加設定された。最新インフォテインメント・システム“Pivi”や、ドライバー支援システムの標準装備化など大幅な進化を果たし、12月11日より受注開始となっている。


 デザインスタディからそのまま現実世界に飛び出してきたような初代を受け継ぎ、流麗かつスタイリッシュなエクステリアへと生まれ変わった2代目『レンジローバー・イヴォーク』が、エンジンラインアップの刷新を筆頭としたイヤーモデルの投入を受けた。


 兄弟モデル『ランドローバー・ディスカバリー・スポーツ』』にも準じたその内容は、新たに204PS/430Nmを発生する最新の2リッター直列4気筒インジニウム・ディーゼルを追加し、マイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を組み合わせたパワートレインで燃費向上を図るとともに、最高出力でも従来型から24PSの向上を実現した。


 これにより、P200(最高出力200PS、最大トルク320Nm)、P250(最高出力249PS、最大トルク365Nm)を誇る直噴ターボの直列4気筒インジニウム・ガソリンと合わせ、3種類のパワーユニットがそろうことになった。


 加えて、3Dサラウンドカメラをはじめ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニター、リヤコリジョンモニター、リヤトラフィックモニターなどのドライバー支援システムを標準化し、最新世代にふさわしいADAS(先進安全運転支援機能)も網羅する。


 さらに、最新インフォテインメント・システムの“Pivi”を標準装備とし、グレード“S”以上のモデルに搭載される“Pivi Pro”付帯のオンラインパックには専用の通信データプランも用意され、施設情報やガソリン価格、マップデータの取得をはじめ、音楽、天気、カレンダーなどのコネクテッドアプリをスムーズで快適な通信環境下で、データ容量を気にすることなく使用することが可能となった。


 そして『イヴォーク』で世界初採用された、前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する“ClearSightグラウンドビュー”に加え、PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲンにも対応した空気浄化システムを新たにオプション設定し、車外の空気の状況や車内のCO2量をモニタリングし、必要に応じて内気循環を作動させたり、エアコン動作時にマイナスイオンを発生させるなど、高機能フィルターでよりクリーンな車内環境が保たれる。


 エクステリアカラーにはポルトフィーノブルー、ランタオブロンズの新色が追加され、全11色展開に。また、日本市場向けに厳選した装備を搭載した“CURATED SPEC(キュレイテッド・スペック)”も設定し、価格は495万〜826万1000円(税込)となっている。

兄弟車『DISCOVERY SPORT(ディスカバリー・スポーツ)』同様に”PTA(プレミアム・トランスバース・アーキテクチャー)”を採用する
新たに204PS/430Nmを発生する最新の2リッター直列4気筒INGENIUMディーゼルに、マイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を組み合わせた
PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲンにも対応した空気浄化システムを新たにオプション設定
最新インフォテインメント・システムの”Pivi”を標準装備とし、”Pivi Pro”にはオンラインパックも付帯する

Land Roverウェブサイト:http://www.landrover.co.jp
ランドローバーコール(フリーダイヤル):0120-18-5568

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