横浜ゴム、優れた静粛性とウエット性能を実現した『ADVAN dB V553』を新発売

　横浜ゴムは12月18日、新品時だけでなく摩耗時にも優れた静粛性を発揮するプレミアムコンフォートタイヤ『ADVAN dB V553 （アドバン・デシベル・ブイゴーゴーサン）』を、2024年2月から日本およびアジア地域などで順次発売すると発表した。発売サイズは155／65R14 75H〜225／45R21 95Wの46サイズが予定されている。

　2017年に販売された『ADVAN dB V552』の後継モデルとなるADVAN dB V553。“上質な静粛性が持続するプレミアムコンフォートタイヤ”をコンセプトに開発が行われたV553は、上質な静けさと乗り心地をドライバーや同乗者に提供するとともに、静けさと安全性がより長く持続するタイヤとして、静粛性をさらに進化させただけでなく、摩耗の進行による静粛性とウエット性能の低下が抑制された。

　V553の開発ではトレッドパターンが新たに設計され、タイヤサイズごとに構造を最適化することで、新品時の騒音エネルギーを従来品と比べて15％低減し、摩耗時の騒音エネルギーも22％低減。タイヤのコンパウンドには、低燃費性能とウエット性能、耐摩耗性能のバランスに優れた『ADVAN dB』向けのコンパウンドを採用し、国内タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能を“AAAA〜A” 、ウエットグリップ性能は全サイズとも最高グレードの“a”評価を獲得している。

　耐摩耗性能と摩耗時のウエット性能も配慮されたV553のタイヤサイドには、雨と静けさをイメージした模様と鮮明でスタイリッシュなロゴデザインを採用し、プレミアムコンフォートタイヤにふさわしい洗練されたイメージを提供する。

　生産には再生可能エネルギー由来の電力が使用されるというV553には、横浜ゴムによる“電動車対応商品”であることを表す独自マーク『E+E+（イー・プラス）』を打刻。同マークは電動車の特徴的なニーズに対応する技術を搭載したタイヤとして、タイヤサイドへの打刻に加え、カタログやウェブサイトなどに表示され、ユーザーのタイヤ選びをサポートしていく。

　2024年2月から順次発売が開始されるADVAN dB V553の詳細や発売サイズについては、横浜ゴムのニュースリリースページ（https://www.y-yokohama.com/release/?id=4184&lang=ja）を確認してほしい。