プレミア、ベンチ入りメンバーが2人増加も…交代枠は3人のまま変わらず

2020年12月18日(金)13時58分 サッカーキング

プレミアリーグの交代枠は3人のままとなった [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ17日、一部ルール変更が行われることを発表した。

 先日、国際サッカー評議会(IFAB)が選手の安全を考慮して、脳震盪または脳震盪が疑われる選手が出た場合は、通常の交代枠とは別に1チーム最大で2人まで追加交代ができることを承認した。

 これを受け、プレミアリーグも脳震盪または脳震盪が疑われる選手が出た場合は最大で2人までの追加交代を認めることで合意したと発表。なお、追加交代が認められたチームの対戦相手も同数の交代枠が追加されることになる模様で、来年1月からの導入に向けて準備を進めているという。

 そして、19日にから行われるプレミアリーグ第14節からはベンチ入りできるメンバーの上限が7人から9人に引き上げられることも発表されている。

 しかし、プレミアリーグで問題となっている交代枠については変更がなかったことをイギリスメディア『BBC』が伝えている。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で中断して以降、過密日程による負傷を防ぐため、交代枠は3人から5人に拡大されていた。他国の主要リーグでは今季も5人交代制が継続となっている中、プレミアリーグでは交代枠を3人に戻して開催している。

 チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出場するビッグクラブなどは過密日程で負傷者が出ていることから交代枠を再び5人にすることを主張している一方で、選手層の薄い中堅クラブなどにとっては5人交代制になると不利になることから導入に反対していることが明らかとなっている。

 そして、今季3度目となる5人交代制に関する投票が行われたものの、14クラブ以上の賛成票は集まらず。交代枠は3人のままで継続することが決まっている。

サッカーキング

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