感染再拡大によるリーグ一時中断に賛否両論…クロップ監督は「中止のメリットが見当たらない」

2021年12月18日(土)10時42分 サッカーキング

新型コロナの感染再拡大に揺れるプレミアリーグ [写真]=Getty Images

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 イギリスで新型コロナウイルスの感染が再拡大している影響で試合延期が相次いでいることを受け、プレミアリーグの各クラブは20日に会合を開き、今後の方針や対策などについて話し合う模様だ。17日に、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 プレミアリーグは16日に、同日予定されていた第17節レスター対トッテナムと、18日に予定されていた第18節マンチェスター・U対ブライトンの2試合が延期となることを発表。その後に再び声明を発表し、この2試合以外にも第18節サウサンプトン対ブレントフォード、ワトフォード対クリスタル・パレス、ウェストハム対ノリッジ、エヴァートン対レスターの4試合が延期となることを明らかにした。この発表以前にもすでに3試合の延期を余儀なくされており、新型コロナウイルスの感染再拡大はリーグの運営に重大な影響を及ぼし始めている。

 プレミアリーグの各クラブによる会合を20日に控え、各クラブの指揮官もコメントを発表。アストン・ヴィラのスティーヴン・ジェラード監督は「今、社会は再び心配な状況となっている。プレミアリーグの管理者たちが、選手の健康面を考慮してくれることを願うばかりだ」と述べ、ブライトンのグレアム・ポッター監督は「一部の試合だけが延期となる現在の状態を続けることは、プレミアリーグにとって困難なことだ」と、リーグの全面的な一時中断もやむを得ないと主張している。

 一方、プレミアリーグは「安全が保障されている状況に限り、現在の試合日程を継続する」という意向を示しており、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督も「リーグを全面的に中止するメリットが見当たらない」と語るなど、リーグ一時中断については意見が割れている。

サッカーキング

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