新型トヨタ・ヤリスは2020年2月10日発売。6速MTも設定し139万5000円から

2019年12月20日(金)12時3分 AUTOSPORT web

 12月20日、トヨタは2019年10月に世界初公開した新型コンパクトカー『トヨタ・ヤリス』の発売日を発表。2020年2月10日より、全国のネッツ店および、トヨタモビリティ東京、トヨタ西東京カローラの各店を通じて販売するとした。


 新型ヤリスは、これまで日本では『トヨタ・ヴィッツ』として販売されてきたコンパクトハッチバックの新世代モデル。今回のフルモデルチェンジに伴い、モデル名が欧州車名のヤリスに統一されることとなった同車は、コンパクトカーならではの“軽快なハンドリング”という強みを活かしながら、既成概念を大きく超える“上質な乗り心地”と“最新の安全・安心技術”を備えたクルマを目指した開発が行われている。


 その一環として、シャシーには軽量で高い剛性を持つトヨタのコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム“GA-B”が初採用され、低重心なボディパッケージを実現。エンジンは新開発の直列3気筒1.5リットルダイナミックフォースエンジン“M15A-FKS”または、改良型1.0リットル直列3気筒エンジン“1KR-FE”が搭載される。


 トランスミッションはグレードに合わせてCVT、6速マニュアル、ダイレクトシフトCVT、3種類が用意された。この内M15A-FKS搭載車では6速MTと、スムーズな加速を実現し4WDもラインアップするダイレクトシフトCVTが選択可能だ。

左からヤリス Z(2WD/CVT) 、HYBRID G(2WD)、HYBRID Z(E-Four)


 またハイブリッドモデルでは、より力強くシームレスな走りを実現しながらクラス世界トップレベルの36.0km/Lの低燃費(WLTCモード)を達成。さらに、トヨタのコンパクトカーとしては初めて、E-Four(電気式4WDシステム)が搭載されている。


 この他、トヨタ初の高度駐車支援システム“Toyota Teammate”や運転支援システムの“Toyota Safety Sense”に加え、停電時にはクルマを発電機として活用できる1500Wのアクセサリーコンセントをオプション設定する新型ヤリスの価格は、139万5000〜249万3000円(税込)。発売日は2020年2月10日となっている。


 なお、トヨタはヤリスのハイパフォーマンスモデルとなる『GRヤリス』を2020年1月10〜12日に、千葉県・幕張メッセで開催される東京オートサロン2020でワールドプレミアする予定だ。

新開発のコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)
トヨタのコンパクトカーでは初めて電気式4WDシステムが採用された。
トヨタ・ヤリス(インテリア:コクピット)
2020年2月10日の発売がアナウンスされたトヨタ新型ヤリス


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