遠藤渓太が今季2度目の先発も…ウニオンは2部パーダーボルンに敗れて独杯敗退

2020年12月23日(水)6時39分 サッカーキング

今季2度目の先発出場を果たした遠藤渓太(左)[写真]=Getty Images

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 DFBポカール2回戦が22日に行われ、MF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンはパーダーボルン(2部)と対戦した。遠藤は移籍後2度目のスタメン入りを果たし、左ウイングで積極的な仕掛けを見せるなど健闘したが、58分に途中交代となった。

 2013年以来、7年ぶりにホームでDFBポカールを戦うウニオン・ベルリン。この試合ではリヴァプールからレンタルで加入したGKロリス・カリウスが移籍後初出場を果たした。

 試合は立ち上がりから動いた。パーダーボルンは3分、デニス・スルベニーがペナルティエリア中央で折り返しに合わせると、これをファーポストのスヴェン・ミシェルが押し込んで先制に成功した。だが、ウニオンもすぐに反撃。6分にシェラルド・ベッカーが右サイドからグラウンダーのクロスを送ると、DFにブロックされたこぼれ球をグリシャ・プレメルが蹴り込んで同点に追いついた。

 再びスコアが動いたのは31分、パーダーボルンは右CKから中央のスヴァンテ・インゲルソンがシュート。これはGKカリウスに阻まれたが、スルベニーがこぼれ球を押し込んで勝ち越しに成功した。さらに36分にはカウンターでミシェルがエリア左へ抜けて冷静にGKの股を抜いてゴールネットを揺らした。

 2点ビハインドで折り返したウニオンは57分、左サイドの高い位置でボールを奪い、クリストファー・レンツがグラウンダーのクロスを入れる。すると、これが相手DFウーヴェ・ヒューネマイアーのオウンゴールを誘発して1点差に迫る。

 1点を追うウニオンはプレメル71分と74分にエリア内で立て続けにチャンスを迎えたが、どちらも得点には結びつかず。後半アディショナルタイム2分にはエリア前右の好位置でFKを得たが、ニコ・ギーセルマンのシュートは枠の上。同5分のラストプレーも左ポストに嫌われ、このままタイムアップとなった。

 ウニオン・ベルリンはあと1点及ばず、2部のパーダーボルンに敗れて2回戦敗退。なお、3回戦(ラウンド16)の組み合わせ抽選会は来年1月3日に行われ、各試合は2月2日と3日に開催される。

【スコア】
ウニオン・ベルリン 2−3 パーダーボルン

【得点者】
0−1 3分 スヴェン・ミシェル(パーダーボルン)
1−1 6分 グリシャ・プレメル(ウニオン・ベルリン)
1−2 31分 デニス・スルベニー(パーダーボルン)
1−3 36分 スヴェン・ミシェル(パーダーボルン)
2−3 57分 オウンゴール(ウーヴェ・ヒューネマイアー)(ウニオン・ベルリン)

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