IMSA:アウディのファスラー、ロッケンフェラーが3年連続でコルベットをサポート

2017年12月26日(火)7時35分 AUTOSPORT web

 コルベット・レーシングは2018年1月末にデイトナで開幕するIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)の耐久イベント、デイトナ24時間、セブリング12時間、ロード・アトランタ10時間の3レースにアウディ・ワークスドライバーのマルセル・ファスラー、マイク・ロッケンフェラーの2名を招聘すると発表した。


 フェラーリ、ポルシェ、BMW、フォード、アストンマーチンといった自動車メーカーが各社の威信をかけてワークスチームを送り込んでいるGTル・マン(GTLM)クラスにおいて、デイトナ24時間で通算3回、セブリング12時間では計11回のクラス優勝を飾っているコルベット・レーシング。


 2018年シーズン、北米耐久シリーズ参戦20周年を迎えるチームは2016、2017年の過去2シーズンにわたってデイトナ、セブリング、プチ・ル・マン(ロード・アトランタ)の3レースに第3ドライバーとしてチームに加わったファスラーとロッケンフェラーを引き続き起用する。


 この発表に先立ち、コルベット・レーシングは2018年のフルシーズンを戦うレギュラードライバーを明らかにしているが、こちらのラインアップも例年と変わらず。


 3号車コルベットC7.Rにアントニオ・ガルシアとヤン・マグヌッセン。4号車コルベットはオリバー・ギャビン、トミー・ミルナーというドライバー布陣となっており、過去2年と同様にロッケンフェラーが3号車、ファスラーが4号車のコンビにそれぞれ加わる予定だ。

セブリング12時間で優勝、ロード・アトランタでは2位となったマイク・ロッケンフェラー(左)、アントニオ・ガルシア(中央)、ヤン・マグヌッセン(右)
GTLMクラスにはコルベットのほかフェラーリ、フォード、BMW、ポルシェの各ワークスチームがフル参戦している。


「またコルベット・レーシングに戻ってこられて嬉しいよ。特に2018年はチームの20回目のシーズンになる特別な年だからね」と語るのはガルシア、マグヌッセンとともに2017年のセブリング12時間を制したロッケンフェラー


「僕は過去2年、このチームで楽しい時間を過ごしてきた。そして、またこうして北米エンデュランスシリーズに参加する機会をもらったんだ。チームにとても感謝しているよ。デイトナに行くのが待ちきれないね!」


 また、2016年のデイトナ、セブリングで2連勝を達成したファスラーは「ふたたびコルベット・レーシングのチームメイトをサポートできるのは僕にとって素晴らしいことだ」とコメント。


「GTLMはマシンのパフォーマンスが常に拮抗していて(毎レース接近戦になるから)とても難しい。世界でもっとも競争の激しいレースなんだ! 僕はいつでもこのレースに対するモチベーションを持っているけど、デイトナ、セブリング、ロード・アトランタの3イベントでは特に大きなものになる」


「コルベット・レーシングの参戦20周年目になる来季は、これまで以上に良い年にしたいと思う。チームの全員がいつまでも覚えているシーズンになることを願っているよ」

マルセル・ファスラーはアウディのWEC撤退後、アウディ・ワークスドライバーとしてGT3レースなどに参戦している。
第3戦ロングビーチで優勝したトミー・ミルナー(左)とオリバー・ギャビン(右)


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