昌平、圧巻7発で奈良育英を撃破…2トップのFW小田晄平&FW鄭志錫が躍動

2023年12月29日(金)13時42分 サッカーキング

FW小田晄平が攻撃を牽引した昌平が2回戦進出 [写真]=金田慎平

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 第102回全国高校サッカー選手権大会・1回戦が29日に行われ、昌平(埼玉)と奈良育英(奈良)が激突した。

 2年連続6度目の選手権出場となる昌平は、“攻守一体”のスタイルで埼玉県予選を全3試合11得点で突破。また、今シーズンは高円宮杯U−18プレミアリーグEASTにも参入し、Jクラブユースとも鎬を削った。対する奈良育英は、3年連続16度目の選手権出場に。元日本代表GK楢崎正剛氏らを輩出した奈良の“名門”は、奈良県予選・決勝戦生駒戦で延長戦の末に、全国の切符を手にした。

 試合は、“エースストライカー”FW小田晄平が攻撃を牽引する昌平が主導権を握ると、11分に抜け出したFW鄭志錫からパスを受けたその小田が冷静に流し込んで、先制点を挙げた。その後も昌平が、小気味良いパス回しで相手ゴールに迫る。26分には、相手DFのクリアミスを突いた小田が、MF土谷飛雅の追加点をお膳立て。リードを2点に広げた。

 さらにMF長準喜の仕掛けから最後は鄭がゴールネットを揺らし、3−0で前半を折り返した昌平は、後半も主導権を握る展開に。一方の奈良育英も意地を見せ、決死のディフェンスでゴールを死守する。それでも61分、抜け出した鄭がこの日2点目、66分にはMF西嶋大翔のゴラッソが炸裂し、昌平がマニータ達成。さらに72分と80にも、ゴールネットを揺らすなど、最後まで手を緩めることなく試合終了を迎えた。

 2トップの小田と鄭の躍動に呼応するように、攻撃陣が爆発した昌平が、7−0で奈良育英を撃破。31日に行われる2回戦へと駒を進め、山形明正(山形)と米子北(鳥取)の勝者と対戦する。

【スコア】
昌平 7−0 奈良育英
【得点者】
1−0 11分 小田晄平(昌平)
2−0 25分 土谷飛雅(昌平)
3−0 34分 鄭志錫(昌平)
4−0 61分 鄭志錫(昌平)
5−0 66分 西嶋大翔(昌平)
6−0 72分 長璃喜(昌平)
7−0 80分 工藤聖太郎(昌平)

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