ガクポ獲得の裏にファン・ダイクあり…クロップ「あるタイミングから関与していた」

2022年12月30日(金)15時17分 サッカーキング

オランダ代表でW杯を戦ったガクポ(左)とファン・ダイク(右) [写真]=Getty Images

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 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、オランダ代表FWコーディ・ガクポの獲得に際して同代表DFフィルジル・ファン・ダイクが関与していたと明かした。29日、イギリスメディア『BBC』が報じている。

 先日まで開催されたFIFAワールドカップカタール2022では、3ゴールをあげてオランダ代表を準々決勝進出へと導き、その評価を高めたガクポ。26日には、PSVからリヴァプールへの移籍で合意したことが発表され、その移籍金は4000万ユーロ(約57億円)から5000万ユーロ(約71億円)にも上るとされている。

 宿敵マンチェスター・Uも強い関心を示した23歳のアタッカーの獲得について、クロップ監督はその経緯を説明。指揮官からガクポへの説得を求めたことはなかったとしつつも、同胞のファン・ダイクが移籍に関与していたと明かした。

「我々はフィルジルに彼を説得してもらう必要はなかった」

「フィルジルはあるタイミングから関与していたね。だが、我々が彼と話すタイミングがあった時も、理由もないので彼とは話さなかったよ」

「リヴァプールの監督になると、今回のような素敵な瞬間があるんだ。誰かを(加入するよう)説得しなければと思っていたのに、実際に彼らと話してみたら、ドアは広く開け放たれていると気づくんだよ。大成功だったね」

 一方、指揮官はファン・ダイクによる説得を否定したものの、ガクポ自身はリヴァプールの公式サイト上でファン・ダイクの影響を以下のように語っている。

「彼が僕に伝えてくれたことは、成長してより良い選手になるためには正しい移籍だということ、そしてクラブが本当に大きく偉大で、同時に本当の家族のようなものだということだった」

「彼がここにいてくれるのは嬉しいよ。彼はいろいろなことで僕の力になってくれる。ここに来ることができて僕は本当に嬉しいんだ」

 同胞の“先輩”ファン・ダイクからの言葉にも背中を押され、リヴァプールでの挑戦を決断したガクポ。強者揃いのプレミアリーグでそのポテンシャルを爆発させることはできるのだろうか。

サッカーキング

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