大谷翔平の退団で投打に空いた「大きな穴」 エンゼルスが“再建補強”か FAのJDマルティネス、スネルらに興味

2023年12月31日(日)7時26分 ココカラネクスト

再建中のエンゼルスにJDマルティネスとスネルは来るのだろうか(C)Getty Images

 今季までエンゼルスに所属した大谷翔平がフリーエージェント(FA)となり、ドジャースに移籍することが決まった。エンゼルスに在籍した6年間、二刀流として前人未到の成績や偉業を成し遂げてきたが、1度もプレーオフに進出することができなかった。

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 二刀流スターが退団し、投打で大きな穴が空いたエンゼルスだが、その穴を埋めるために大物獲得に乗り出すかもしれない。米紙『NEW YORK POST』のジョン・ヘイマン記者によると、エンゼルスがDH要員としてドジャースからFAになっているJ・D・マルティネスの獲得に興味を示しているという。スラッガーは今季、打率.271、33本塁打、103打点をマークした。

 ヘイマン記者の報道に米スポーツ専門サイト『Sportskeeda』も反応。「エンゼルスにとって今オフの課題は、並外れた才能を持つショウヘイ・オオタニの後釜候補を探すことだ」と記載。マルティネスについては「36歳のマルティネスは、ドジャースで2023年シーズンにその才能を発揮し、33本塁打、101打点、OPS.893という数字を残した。彼のパフォーマンスは、信頼できる DHを必要とするチームの注目を集め、エンゼルスの主要なターゲットになっている」と、補強ポイントに合致する存在として取り上げた。

 また、米スポーツメディア『Essentially Sports』が記事を配信し、エンゼルスがパドレスからFAとなったブレイク・スネルの獲得にも興味を示していると報じた。スネルは今季、32試合に登板して14勝9敗、防御率2.25を記録。パドレスのエースとして活躍した。

 同メディアは大谷の退団が決まった今のチームにはローテーションを引っ張るエースの存在が必要だと指摘し、「(2023年シーズンで)防御率2.25、WHIP1.19を記録したスネルは、投手・オオタニの後釜にふさわしい。スネルは31歳で若いとは言えないが、少なくとも数年はエンゼルスに貢献できるだろう」と獲得を提言した。

 また、「スネルとの契約に成功したら、エンゼルスファンに安心を与えるかもしれない。同チームは、10年近くプレーオフ進出を逃しており、長い間ファンと対立してきた。ファンは、フロントが補強に動かないことを非難しているが、スネルとの大型契約を締結できれば、そうしたファンを味方に戻すのに役立つだろう」と、ファンにチーム再建に対する“本気の姿勢”を示すことができると指摘した。

 二刀流スターが抜けたエンゼルスは投打の大物を獲得し、チームを再建することができるか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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