「超マズイことになる…」紅白歌合戦でNHKが“地雷”を踏んだことが発覚! 業界人が大激怒する理由とは?

2021年1月8日(金)8時0分 tocana

画像は、GettyImagesより引用

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 昨年大晦日のNHK「紅白歌合戦」は新型コロナウイルスの影響で在宅率が上昇したこともあり、平均世帯視聴率(第2部=関東地区)と昨年よりアップし、2年ぶりに大台の40%台を回復した。しかし喜んでばかりもいられない。若年層に訴求するため新たな取り組みを始めたところ、これが新たな“地雷”となってしまう可能性が出ている。


 NHKは放送終了後、各歌手の約30秒程度のダイジェスト動画を公式YouTubeチャンネルにアップした。この日がラストだった嵐や大トリを飾ったMISIAなどはないが、約40組の動画があがっている。当然、再生回数が可視化されてしまい、人気度が如実に分かるようになってしまったのだ。


 6日時点でトップなのは「夜に駆ける」を歌ったYOASOBIで、すでに400万再生回数を超えている。続くのはアバター出演が話題となったGReeeeNで、こちらは200万回超。「鬼滅の刃」のLiSA、NiziUが100万回オーバーを達成している。


 一方、振るわないのがジャニーズで関ジャニ∞、King&Prince、Kis—My—Ft2、SixTONES、Hey!Say!JUMPと5組の動画は10万~20万回あたりをウロウロしている。乃木坂46など坂道系もNiziUの4分の1程度で、大きく差を付けられている。演歌は氷川きよしが50万回目前とブッチギリの数字を残しているが、ほかの歌手は軒並み10万回に届かず、最下位は五木ひろしだ。


「YouTubeの再生回数が全てではないが、誰が人気があるのか、もしくはないのか、はっきりと数字に出てしまった。NHKは、出場歌手選考にあたって『今年の活躍』『世論の支持』『番組の企画・演出』の3項目を指標にしていることを明かしている。今年、この数字を選考に入れてくることは確実で、ジャニーズは厳しい立場に追い込まれるだろう。それでなくても紅白の裏で嵐が生配信ライブを開催して、NHKには不満が溜まっているから」(音楽関係者)


 他にも低再生回数の歌手、とりわけ演歌界からのクレームは必至だ。


「ファンが高齢層の演歌歌手の数字が伸びないのは仕方がない。それでもこのような見え方をするのを業界の重鎮たちは嫌がる。数年前には重鎮たちが“圧力”を掛けてスポーツ紙で恒例だった出場歌手別視聴率を止めさせたこともあった。下位には演歌勢が並んでおり、見栄えが悪いからという理由。今回もこれを許すとは思えない」(前出関係者)


 芸能界、音楽界で絶大な権力を持つ重鎮たちはYouTubeを見ないためまだバレていないというが、「知られたら超マズいことになる……」と業界の若手たちは戦々恐々だという。

tocana

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